今日:6 hit、昨日:27 hit、合計:83,580 hit
小|中|大
#0 ページ1
アスファルトをしっとりと濡らすどころじゃない、ザーザー降りの雨。
突然の雨で、コンビニで買ったビニール傘を差して、いつものようにバイトから家にまっすぐ帰ってきて、いつものように明日の講義に備えて早くシャワーを浴びて寝ようとしていた。
彼女もおらんから、代わり映えのない日常。
何げない日々が幸せやって思えたし、べつにこれ以上の変化は何も望んでなかった。
……望んでなかったんやけど、
住んでいるアパートのエントランス前でうずくまっている人がひとり。
あんまり関わらんほうがええかなって思いつつ、こんな雨の中やし、「あの」って声かけたら、まさかの顔見知り。
「え、しげ……?」
「こ、た……き」
「え、ちょ……っ、どうしたん!?」
なんでここおるん?ってそう聞こうとしたけど、しげはそのままその場に倒れこんでもうた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
354人がお気に入り
354人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シャルル | 作成日時:2019年7月14日 21時