memories 陽だまりの中で (ページ6)

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帰宅路にて……

太宰『それにしてもどうする？中也、私達そのまま行ったらバレるよ？』

中也『だな』

太宰『…………中也女装すれば？』

中也『はァ？！なんでそうなるんだよ！！』

太宰『芥川君のためだよ？』

中也『やる』←即答

太宰『…………私も変装しないとなぁ』

中也『ちょっと待て！まさか……俺が母親で手前が父親かァ！！』

太宰『え？今さら？』

中也『こんの青鯖ァ！！！』

家に着き……

太宰『ありゃりゃ、寝ているようだね？』

中也『さてと、明日は保護者は遅めに行くんだよな？』

太宰『いいんじゃない？仕事は終わらせたんだし。明日は休暇だ』

中也『あとで首領に殺されなきゃいいが……』

太宰『大丈夫だよ。あ、これ中也。
明日の服』

中也『マジで女装すんのか…………』

太宰『大丈夫。中也なら似合うよ』

中也『手前に言われても嬉しくねェよ！！』

芥川『っ…………』

太宰『ほら起きちゃうよ蛞蝓』

中也『今のは悪かった…………それにしてもあのいじめてるガキは？親も来るだろ？』

太宰『え？殺すけど？』←

中也『手前芥川に騒ぎは起こさないって自分から言ったんだからな』