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中也『そんだけ頭いいなら、お前に勉強聞いてくる奴もいたんじゃねぇか?』
芥川『はい。1人…………』
太宰『いつもの子かい?えっと……佐々木Aちゃん?』
芥川『いえ、佐々木には聞かれてません』
中也『どんな奴に教えたんだ?』
芥川『えっと………………近藤叶葉?』
中也(なんで疑問形なんだ?)
太宰『えっ?!ちょっ、まっ…………芥川君!!まさかとは思うけど、御両親に御挨拶とかはまだだよね?!』
芥川『はい?』
中也『何変なこと聞いてんだ手前!!んなわけねぇだろ!!』
太宰『いったぁ…………分からないじゃん中也』
芥川『何のことか存じませんが……僕は英語を教えただけです』
太宰『なんだ……よかったぁ』
中也『だから言っただろうが』
太宰『そうだ!来週お出かけしようか。テストのご褒美ってわけじゃあないけどね』
芥川『しかしお2人には仕事が…………』
中也『来週の日曜、久々に休暇をもらったんだ』
芥川『でしたらその貴重な休暇は体を休めていただいて……』
太宰『はいはい遠慮はいらなーい。ということで日曜日は出かけるからね』
芥川『…………はい』
中也『行きたい場所、どこかあったら遠慮なく言えよ』
芥川『はい、ありがとうございます』
太宰『じゃあ中也はまた女装しないとねぇ』
中也『するかボケ!!』
芥川『僕も、いつもの中也さんの方が落ち着きます』
太宰『う〜ん、君が言うなら仕方ないか〜』
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作者名:AiRA | 作成日時:2018年1月15日 15時