女子力磨けば？【Sou】

◆ ページ22

キーンコーンカーンコーン……


あっ待って授業終わったくね？

戻るか。てか結局先生来なかったな…忙しかったとか？

あの暇な先生に限ってそんなことはないか

「失礼しました〜」

誰かいる訳でもないのに挨拶する私偉い

ガラガラ、と音を立てて閉まるドア

「ふーっ、」

結局忘れることすら出来なかったなぁ

教室戻るか、先生が面倒だけど

「はぁ……」

そ「A、」

「ひゃ！？」

そ「どこ行ってたの、帰るよ」

「あっちょっと保健室にお世話になってまして……え、いぶくんは？」

そ「先帰った」

「えぇ！？」

そ「ほら、帰るよ。」

「アイス奢って」

そ「最近肌寒くなってきたのにまだアイス食べんの？」

「食べたい」

そ「腹壊すよ」

「大丈夫」

そ「…仕方ないなぁ。」

「よっしゃぁぁ！！」







店員「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか？」

「えぇ、と、ポッピングシャワーとバニラで！」

店員「了解しました。お連れの方は…？」

そ「あ、僕は大丈夫です」

店員「了解しました。以上でよろしいですね？」

「はい！」

そ「あ、学生割引できますか？」

店員「できますよ。」

そ「じゃあそれでお願いします。」




「やったー！数年ぶりのポッピングシャワー！」

そ「嘘つけ普通に食べてたじゃん」

「うまい。めっさうまい。もう奏許す」

そ「許すって僕、なにかしたっけ」

「えっ」

そ「えっ？」

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