女子力磨けば？【Sou】

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「ん、んん〜〜……」

奏「……あ、起きた？」

目を開ければそこには奏の顔

ゆっくり、手を伸ばす

「ん、おはよぉ〜……」

奏「おはよ、寝ぼけてる？ｗ」

「ねぼけてなぃ………」

奏「絶対寝ぼけてるｗ」

「ねぼけてないもん、」

奏「え〜？ｗ」

「んん〜、さむい、」

奏「さっきまで気持ちいいとか言ってたくせに…ｗ」

「奏、ぎゅー、」

強請るようにそう言えば

奏「はいはい、おいで」

と、腕を開いてくれた

私はそこに飛び込むようにして抱きつく

奏「ｳﾞｯ…力が……」

「うるさいだまれ」

奏に力強く当たっちゃったけど気にしない

ぎゅーと力いっぱい抱きしめる

寝起きだからあまり力でないけど

奏「力強いなぁ…ｗ」

「奏、あったかい、」

奏「あったかいねぇ」

奏も強く抱き締めてくれた


付き合ってる訳でもないのに、こんなカップルみたいなことしてるなんて、おかしいと思う

だけど寝起きは頭が回らなくて

奏の気持ちなんて、わからなかった

「うぅ〜…………」

奏「寝ちゃダメだよ？」

「え、なんで、」

奏「次お昼だよ？」

「え、2つあった授業は」

奏「Aが寝てる間に終わっちゃった…ｗ」

「え。私どれだけ寝てたの」

奏「結構爆睡して僕のこと蹴ってたね。」

「蹴った！？ごめん、」

奏「大丈夫Aが人間じゃないことは知ってたから」

「は？」

奏「ん？」





「……お弁当、」

奏「はいはい。」

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