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どうせ中身は「パワーバー」とかじゃねーの?なんて思いながら、彼女は長い爪でリボンを解く。そして器用にラッピングを剥がし、その小さな箱をゆっくりと開ける。




中には銀色で、ハート型のネックレス。ハートの頂点?みたいなところにはエメラルドグリーンの小さなジュエルが詰まっている。




有紗「…あー、これはー、受け取れない。あたしが持ってたって意味ないしさ。」




箱の蓋を閉じ、丁寧に新開に押し返す。とても、申し訳なさそうに。
新開は何故返されたのか全く分からず、とぼけたような顔で有紗の顔と、プレゼントを交互に見る。瞬きをしながら。




新開「どういう意味だ?」




有紗「アンタ、女友達への誕プレとか選ぶの下手だろ。こーゆーのは本当に好きな女にあげるもんなんだよ?だから、はい。これはいつか彼女でも出来た時にあげなよ。」




いつかといっても、新開はモテるので作ろうと思えばすぐに彼女なんてできるのだろう。でも、多分今は彼にとって「自転車が恋人。」ってやつなのだから当分人間の恋人はできなさそうだ。




プレゼントを受け取ってもらえなかったからか、あからさまに新開が落ち込んでしまった。いつもの有紗なら放っておくのだが、周りには人が大勢いる。だから放っておくなんて、できない。




有紗「あー、それは貰わないけどさ、…代わりに昼飯奢ってくんない?このbirthday girlちゃんに。」




流石は英語の成績優秀者。発音が上手い。




新開「そんなんでいいのか?」




有紗「それがいいんだよ。」




有紗は悪戯っ子みたいに笑った。笑うとやっぱり美人だな、なんて新開も、周りにいる奴らも感じた。「学園の女王」、「悪魔」なんていう怖いイメージの方が強いから、彼女が結構な美人だと言うことを、人は忘れてしまっているのだろう。




新開「おめさんが言うならいいか。わかったよ、じゃ食堂行こうか。」




有紗は携帯だけ持って、新開と共に食堂へ向かった。途中新開ファンの女子達には睨まれたり、悪口を言われたりしたが、有紗は彼女達を見下しながら歩いていく。すると全員怯えて縮まってしまった。

流石、「学園の女王」だな。なんて新開は思いながら食堂へ向かうのだった。

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設定キーワード:弱虫ペダル , 東堂尽八 , 荒北靖友   
作品ジャンル:恋愛
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もち米太郎(プロフ) - しおらんさん» コメントありがとうございます!!東堂めっちゃ好きで勢いで作っちゃいました笑行き当たりばったりの思いつきの話なので本当文才ないですけど今後も頑張りますんで今後もよろしくお願いします! (2018年9月11日 6時) (レス) id: 498205eb8a (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!荒北も好きだけど東堂かっこいいです!早くくっついてほしい!これからハラハラしそうな予感ですが続き楽しみです!頑張って下さい! (2018年9月10日 13時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち米 | 作成日時:2018年8月13日 18時

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