13話 ページ39
____と思ったが
何処からかクロウマンの体に見覚えのある紐が巻き付き、ぐるぐる巻きにされてしまったのだ！
クロウマン「なに！？これは…！；」
ウォーカー「ッハハハハハハハっ！」
まるで愉快そうな笑い声が辺りに響く
そう、身動きの取れなかったはずのアースウォーカーと私__ワイバーン・ゼロが街頭の上に佇んでいたのだ
ウォーカー「"お前、なぜ動ける？"…そう思ったか？」
クロウマン「なにが起こった！？；」
『残念でしたね
時を超えられるのはあなただけじゃないんですよ』
クロウマン「なっ？！；」
臼見沢《解説しましょう》
何が起きたか、分かりやすくするための臼見沢先生の解説タイムが始まった
臼見沢《アースウォーカー様とワイバーン・ゼロ様は
あなたが止める前の瞬間に小さくタイムスリップして、攻撃を仕掛けた訳です！》
『あなたの記憶を見れば、私達は戦っている時間の好きな地点にジャンプ出来るってわけ！』
クロウマン「ぐぅ…！おのれぇぇぇッ！！」
ｻﾞｼｭﾝ!!
クロウマン「がはッ…！」
クロウマンは怒りに任せて、私達に飛びかかったが、私はクロウマンの顔面を躊躇なく切り裂いた
アースウォーカー「OKハルヒコ
実態のないエイリアンを消滅させる方法、調べてあるんだろ？」
臼見沢《もちろんでごさいます
彼らの体は特別な霊体のようになっていて、人間の体や物に入り込むことによって操ることも出来ます
ですので、取り付いた肉体にダメージを与えても倒すことは出来ませんが……
N星人の存在を形成する霊体エネルギーの方向性は"マイナス"
我々が持つ妖気の方向性は"プラス"
つまり、N星人の霊体に妖気を流し込んで攻撃すれば、力は中和され、完全消滅させることが出来ます！》
ウォーカー「そういうことか。クソ長い説明ありがとよ！」
多分、お礼の言葉と思われることを言い、アースウォーカーと私はクロウマンの前へ移動する
ウォーカー「…死んでもらうぜ」
クロウマン「……フン…出来るかな？」
クロウマンの体から再び2体の精神体のエイリアンが出てくる
エイリアン達はうようよと漂い、次に憑依しようとしているトンビに目掛けて飛んでいった
臼見沢《次の宿主を見つけたようですね》
ウォーカー「ほ〜う……こんなに追い詰めたのに、まだ諦めねえとはな」
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ルリ - 良かったです！ぜひ短編集…作りませんか…？ (2022年5月23日 3時) (
レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です！ これからも頑張ってください！ (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2021年11月23日 3時
