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13話 ページ41

ドーベル「筋は悪くない……



だが、相手が悪かったな」





バギィッ!!



音がした方に視点を移すと






私のワイバーンマグナムがバラバラに砕け散っていた



『(えっ____)』






その一瞬の間に、私の後頭部に鈍痛が走る



『ガァッ________』



自分の口から出たと思えない声が出ると





ワイバーンハンターの変身が解け、私と翼夜さんは別々に吹っ飛ばされた






ジンペイ「Aッーーーー!!!」



私の目に映ったのは、私の名を叫ぶジンペイ君と…


倒れたまま少しも動かない翼夜さんだった____











『うっ…うぅ……』



ドーベル「さっきの攻撃は良かったぞ


しかし、終わりだ」



倒れ込んでいる私はドーベルに目を向けると、トドメを刺すためにか右腕を上げる




ジンペイ「やめろぉーーーー!!!」



私の方に走るジンペイ君が見える



でも、私はもう助からないだろうと何となく察してしまった




『(ジンペイ君…みんな……ごめん)』



前世の時のように私は死を覚悟し、目を閉じる








その刹那、私の顔を青い光が照らす



ジンペイ「!」




気づくと、ドーベルと距離が離れていて、



私の隣にいたのは青いコートを身につけ、青く光る瞳を持つ猫の妖怪の…






『…ブルポン……ありが、とう…』



私を見つめているブルポンは満月の光のお陰か、いつもより神々しく見えた




ドーベル「ほう…まだ居たか…」



ブルポン「満月の夜に力が発揮できるのは、キミ達だけじゃない」



すると、ジンペイ君が走って私に近づいてくる



ジンペイ「A、大丈夫か!?」



『私は大丈夫……だから…』


痛みを感じながらも私は何とか口を動かして、自分の無事を伝えた




ブルポン「………行ってくるよ」



ブルポンは微笑むと私の頭を優しく撫でて、額にキスをする


そのおかげか、分からないが私の体に元気がちょっぴり戻った気がした




『(頑張って、


ジンペイ君…!、ブルポン…!)』





ジンペイ君とブルポンは横に並んで、ドーベルの前に立つ




ジンペイ「よし!変身!!」




ワーイ!






ブルームーン「ブルームーンが君を照らすよ…!」



ジンペイ君とブルポンが一つになって、ブルームーンになる




ドーベル「フン…少しは楽しめそうだ…!」



ブルームーン「君は既に僕のブルーの中にいる!」




ブルームーンは、そっとコマンドメダルをセット

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時

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