2話 ページ30
ラント「ダイナマイトで爆破してもびくともしない頑丈な造りで、外部からの音や電波も、一切遮断されるらしい」
クウカ「凄い…!」
流石のクウカも科学実験棟内部の造りに驚きを隠せない様子だ
メスオ「有害物質が出ているなんて噂もあるから、この建物には誰も寄り付かん
お陰で、革新的な実験にも手を出せる」
ラント「その噂を流しているのは、君だろ?」
メスオ「へっ、会長にはお見通しだったか」
クウカ「確かにここなら、誰にも気付かれずに研究出来る!」
ラント「Y研を復活させるんだ」
クウカ「うん!」
クウカはY研復活のために動き出した____
________
放課後の帰り道を歩く、私、ジンペイ君、コマ君、マタロウ君の4人
住宅街に響く、いつもより犬たちの騒がしい鳴き声が聞こえ、分からないが不穏な空気も漂っているような気もする
コマ「今日犬が騒がしいよね…」
『確かに、良く吠えるね…』
マタロウ「今夜は満月だから、その影響かも…」
ジンペイ「え?」
マタロウの一言にジンペイ君が目を丸くする
マタロウ「満月に夜には、色々"不思議な事"が起こるらしいよ」
『不思議なこと…?』
ジンペイ「ふ〜ん…」
マタロウ君の言葉に私は首を傾げ、ジンペイ君は曖昧に返した
________
ドーベル「ふふふ…今宵思い知ることになるだろう……
犬の恐ろしさを…!」
マックス「なっ…なんだアイツは…!?
早く、会長に報告だ!;」
____
[公園]
ジンペイ「あぁー腹減ったぁ〜…」
『なら、宿舎に戻ってご飯食べようよ?』
不満そうに言うジンペイ君に提案する私
ジンペイ「でも今はモグモグバーガーの気分なんだよなぁー」
マタロウ「だったらAさんに料理を作ってもらえば?」
コマ「確かに!Aちゃん料理上手だもん!」
『まぁ、ある程度のレパートリーなら作れるからね』
少し上を向いて、呟くように答える私
ジンペイ「そっか!じゃあ早速宿舎に帰ろーう!」
マタロウ「変わり身早すぎ…;」
私達はジンペイ君にまた呆れていると
誰かが私達に声をかけてきた
?「あの……」
『「「「?」」」』
私達は首を傾げて振り返るとそこには困り眉の犬のような男子生徒の"乾タカヒコ君"がいた
乾タカヒコ「君たち、YSPクラブだよね…?」
『うん、何か用があるのかな?』
43人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「妖怪ウォッチ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時