転生愛され少女とワイワイ日記 Part6 【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】 (ページ17)

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3話ページ17

ジンペイ「なぁ～にぃ～！？宇宙人がマッスル兄弟喧嘩！？」←

フブキ「宇宙人が発する妨害電波！；」

『(ジンペイ君……耳鼻科に行く…？；)』

ジンペイ君のボケに私は耳が悪いのかと思い、私はまた呆れてしまった

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NOside

[生徒会本部会議室]

クウカ「ラント君に言われた通り、過去24時間分の映像を全て解析してみたんだけど……」

クウカ「宇宙人が現れたと思われる瞬間…画面がノイズで乱れてる」

確かに、スクリーンの画面は宇宙人のようなものが映った途端にノイズが掛かって見えづらくなっていた。

まるで、何かを隠すかのように……

クウカ「多分強力な妨害電波の所為だと思う」

ラント「なるほど…」

ツトム「目撃された銀色の存在も、1匹や2匹ではなさそうです」

隣にいたツトムもそう口にした

ラント「(奴らが本格的に動き出したという事か……目的は、学園の乗っ取り…)」

クウカ「ラント君…？」

ラント「…少し席を外す」

その一言だけ言い残すと、ラントは生徒会本部を後にした

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『うーん、これだけじゃ何も言えないね』

マタロウ「他になにか可笑しな事は？」

鬼一「あれを見てくれ」

鬼一さんが指差したのは、本や雑誌が置いてある本棚コーナーだった

鬼一「何故か雑誌だけ全部盗まれていたんだ」

コマ「ホントだ！」

話を聞き終え、外に出て歩き始める私達

マタロウ「なぜか雑誌だけを盗んでいく宇宙人かぁ‥‥」

『(確か、大事な何かを隠すのが目的だったはずだけど……

う〜ん？)』

私は、前世の記憶を探るが

実は前から"記憶が所々が曖昧"になっている所があって思い出せなかった

その時、私達の背後を何者かが走り過ぎた気配を感じる

あまりの速さだったのか、私以外に誰もにも気付かなかったようだ

『今のって…』

リュウスケ「ハァッ、ハァッ…」

声のする方に目を向けるとそこには、息切れしながらこちらに走ってくるキュウビ先生が見えた

リュウスケ「待てーっ！！」

ジンペイ「ん？」

フブキ「キュウビ先輩？」

私達は膝に手を置いてｾﾞｪｾﾞｪと息を整えるキュウビ先輩の方を振り返る

『こんなに走って、どうしたんですか？』

リュウスケ「この辺で銀色のちっちゃい奴らを見なかったか？」

メラ「お前も追ってるのか？」