13話 ページ49
ノズチカ先輩は目を見開いて、腰にぶら下げてあるキーホルダーのドラちゃんを見つめた
ノズチカ「確かに、コイツを不思議と手放せなかったが…!」
『それは貴方が小学1年生の時に、友達のマー君から貰ったものですよね?』
ノズチカ「まさか俺は、無意識に友達を欲しがって、このミニフィギュアを…!?
帝王である、この俺がか…!?;」
動揺を隠しきれていないノズチカ先輩に私は歩み寄って口を開く
『そうですよ!
ジンペイ君の言う通り、貴方は人の上に立つとか言いながら、同じ目線で友達になってくれる人を求めたんですよ!』
ノズチカ「…ッ!」ジリッ
そして、私は笑顔を浮かべてこう話した
『……だからもう無理に帝王を演じなくていいんですよ
これからは自分の心に、正直に素直に生きてくださいね!』ニコッ
ノズチカ「お前……!」
すると、眩い光があたりを包んだ___
____
そして、私達はバイパーの記憶の世界から抜け出した
バイパー「何が起こった!?」
ブルームーン「君は既に、僕のブルーの中にいる。透き通ったブルーの中に!」
ブルームーンはコマンドメダルをセットする
ワーイ! エグゼキュート!
ブルームーン「ブルーストリーム!!」
技名の通り、青い竜巻がバイパーの体を巻き込んでいく!
バイパー「うわぁぁぁっ!!」
必殺技を喰らい、変身が解けてノズチカ先輩へと戻り、
左腕に付けていたウォッチも外れた
ノズチカ「ぐっ…!俺は一体、どうしちまったんだ…?!」
ラント「君は恐らく、何者かに強制変身させられたんだ」
ノズチカ「なんだと…?!」
ラント「ノーズ。君には全てを知った上で、我々に協力してもらいたい」
歩み寄るラント君はノズチカ先輩にそう頼んだ
ノズチカ「…………」
51人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
転生愛され少女とワイワイ日記 Part2【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】
転生愛され少女とワイワイ日記 Part3【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】
もっと見る
「妖怪ウォッチ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2021年10月6日 3時