9話 ページ17
クマ子先輩はそう否定するが、私は更にこう話した
『いいや、大げさじゃないですよ!
このウォッチがなかったら、怨霊に戦うことが出来なかった……
クマ子先輩やY研の皆さんのおかげで、私達は人を助ける事が出来るんですよ!』
クマ子「人を‥‥助ける‥‥」
『はい!』
私は笑顔をクマ子先輩に向けて頷く
クマ子「A…ちゃん…////」
____
NOside
(約2年前)
ラント《これが、エイリアンウォッチ…》
ラントは自身の腕に付けたエイリアンウォッチを見つめていた
ラント《お前、凄い奴だったんだな!》
クマ子《ラント君…!///》
____
クマ子は夕方のY学園のストリートを1人で歩いていると、向こう側からラントが歩いてきる
クマ子《あ……》
クマ子は、ラントが話しかけてくれる、と思ってたが__
ラント《……………》
ラントはクマ子の横を何も言わず通り過ぎていった
クマ子《……ぁ…》
NOside終了
____
クマ子「…ぅっ…ぅぅ……」
すると、クマ子先輩の目尻に涙が溜まる
ジンペイ「どうした?食あたりか?」
ガッ!←
空気を読まないジンペイ君の頭に、私は拳骨を食らわせた
ジンペイ「イデェ!!」
『ジンペイ君は本当に頭パープリンなのかな?←怒
クマ子先輩、大丈夫ですか?」
クマ子「……ううん、何でもない」
その時、コマ君が私とジンペイ君に声をかけた
コマ「Aちゃん、ジンペイ君!シンキングタイムが終わるよ!急ごう!」
ジンペイ「おう!」
コマ君に声をかけられたジンペイ君は慌てて、みんなと一緒にY研を後にする
しかし、私はジンペイ君の追わず、この場に残っていた
『(行く前にね…)
クマ子先輩』
クマ子「Aちゃん…?」
私はキョトンとしているクマ子先輩の近くまでゆっくりと歩き…
『クマ子先輩、もし困ったら私に頼ってもいいですよ♪』ニコッ
クマ子「えっ……/////」
笑顔のまま私はそう言うと、何故かクマ子先輩の顔が赤くなった
クマ子(顔が熱いし…鼓動がうるさい………もしかして、ウチ…////)
『(あれ、クマ子先輩のこの様子……
もしかして私やっちゃった?;)』←
その後、私はこの事を頭に抱えながら、ジンペイ君達の所に向かった____
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年10月6日 3時