6話 ページ12
『メラ先輩………何か訳が____』
メラ「……お…俺は……!畜生!!」ダッ
私が話を終える前に、メラ先輩は勢いよく駆け出して教室を出ていってしまった
ネナ「あっ、逃げた!」
私はネナさんの方を向いて、こう尋ねる
『……あの、ネナさん
メラ先輩が蹴った空き缶って、本当に危険だったんですか?』
ネナ「当たり前でしょ?
その日は"たまたま"近くのゴミ箱に入ったらしいけど…」
マタロウ「たまたま……よし!」ボソッ
マタロウ君は何かをボソボソ言うと、とんでもないことを言い出した
マタロウ「こうなったら……
透明ヤンキー黒沢を、誘き出してみよう!」
____
[空き地]
ジンペイ達「「「あぁ〜ん!?」」」
不良の格好をしたジンペイ、コマ、マタロウの3人は、悪そうな声を出していた
『(3人とも、個性が強過ぎ……)』
ジンペイ君達、3人の髪型が個性的過ぎて少しだけ笑ってしまう私
マタロウ「こうして、不良のフリして揉めてれば、透明ヤンキー黒沢が姿を見せるんじゃないかと思って」キラッ
コマ「これ…ちゃんと不良に見えてるかな…?;」
前髪を逆立てたコマ君は心配そうな様子だった
ジンペイ「んだ、コラ!ッ飛ばすぞコルァ!!」
コマ「おぉーっ!ジンペイ君、良い感じ!」
ジンペイ「だろ?」
コマ君に褒めらられたジンペイはドヤ顔をかます
マタロウ「コマ君もぉ、何か言い返さなきゃァ!」
コマ「えッ!?こ…コマるよ…何を言えば…;」
マタロウ「例えば…ケツの穴から指突っ込んで、奥歯ガタガタ言わせたろかいィ!!
とか…」
どうやらマタロウ君は任侠物も割と好きらしい←
『じゃあ、コマ君も何か言ってみたら?』
コマ「ぅえ!?…じゃ、じゃあ……
け…ケツの穴からおなら出したろかぁ〜い!!」←
『ブゥゥウー!!』←吹く音
ヤケクソ気味にそう言うコマ君に、私は面白さのあまりについ吹いてしまった←
ジンペイ「上等じゃぁーい!!」
もう完全にノリノリのジンペイ君
すると、空き地に本物の不良達が乱入してきた
「クソッ!何やってんだ、お前ら!!」
64人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】
転生愛され少女とワイワイ日記 Part5【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】
もっと見る
「妖怪ウォッチ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイスクリーム - とっても面白いかったです!ちゃんとギャグ?なども入れてて面白いかったです!これからも頑張ってください! (2021年9月20日 9時) (レス) id: 3c8d8e836b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月20日 5時