3話 ページ20
臼見沢「あれは前の管理人がどこかから貰い受けた、いわく付きの物だと聞いています
時々妙な音がするので、つい先日も修理の人を呼んだのですが……どこにも異常はないらしくて」
すると、マタロウ君は古時計の右側面に彫ってある字に気づいたようだ
マタロウ「ひでお よしえ…？」
臼見沢「そんなことより、早く登校してくださいね」
そう言い残して臼見沢先生は、食堂を出て行った
マタロウ「Aさん、ウォッチで調べられないかな？」
『怨霊の仕業って事だね、ジンペイ君やってみようよ』
ジンペイ「分かった！」
私達はウォッチのベゼルを反時計回りに回すと、ウォッチを中心に光が放たれる
調べている内に、私は古時計から妖気が出てることを見つけた……けど
ジンペイ「そこかー！？そこなのかー！？」←
ジンペイ君は気付いておらず、辺りをきょろきょろと見回してた←
みんなはジンペイ君に対して呆れている
マタロウ「いやいや、ジンペイ君……」
フブキ「話聞いてた？；」
すると、我慢の限界が来たのか古時計が声を上げた
？「おおい！ここだよ！っていうか話の流れで分かれよ！
気付いたのは、そこの毛先の赤い女だけだぞ！」
ん？毛先の赤い女って私のこと？←正解
フブキ「あんた！なんであんなことすんのよ！！」
？「退屈だから暇つぶしにいたずらをしてやったのさ！
どうだ？ウンチを踏み続ける1日、楽しいだろ〜？」
フブキ「楽しくない！！」
『むしろ、楽しいと感じる人いる…？』
フブキちゃんは古時計に向かって、大声で叫ぶ
マタロウ「これは、ただの暇つぶしなんかじゃない」
「「「え？」」」
マタロウ「君が夜中に時々泣いたり、時間を戻したりするのは、
昔に戻りたいからじゃないのか！？」
『………マタロウ君、説明をお願い』
私はそう言うと、マタロウ君は私の方を向いて頷いた
マタロウ「うん、多分君は、ひでおさんとよしえさんと暮らしていたころに戻りたいんだろ？」
マタロウ君に反応するように、古時計は顔を歪ませた
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レイ - 作者さん！初めましてレイと言う新人投稿者です！私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください！ (2022年3月28日 22時) (
レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2021年8月26日 5時
