10話 ページ10
が……
オズマ【ニャオォォォオン!!】
いくら喰らおうとオズマの身体には傷ひとつつかず、咆哮とともに口から極太のビームを放つ
それを受けた兵器は、跡形もなくドガァァァンッ!!と砕け散った
ジンペイ「え!?;」
コマ「もんげぇ!?;」
『き、効いてないの……?;』
アマーナ「オズマは超科学が生み出した存在
それゆえ、科学によって作られたあらゆる兵器への対処方法を知っているのです」
オズマがビームを辺りに放ち、炎が燃え盛ったところで____
____
映像は終わり、私達の意識が現実に戻った
アマーナ「このままでは、アトランティスのすべての都市は跡形もなく消滅してしまうでしょう」
私達にアマーナさんは更にこう話した
アマーナ「オズマによってアトランティスが滅亡するまで、"あと48時間"…
"マザー"はそう予測しました」
コマ「えぇ!?;」
『48時間……つまりあと"2日しかない"ってことですか!?;』
ジンペイ「てかマザーってなんだ?」
"マザー"の事が気になったジンペイ君がきょとんとしながらそう聞くと、アマーナさんは教えるようにこう話した
アマーナ「アトランティスの政治や経済、すべてを決定する存在
究極の知性を持つ万能思考型ネットワークシステムです」
フブキ「えっ!そのマザーってどこにあるんですか!?」
メカ好きなフブキちゃんはそう言い、キョロキョロと辺りを見回した
アマーナ「マザーはネットワーク内にある知識情報の集合体、形はありません
私がこの部屋を通してマザーと通信を行い、アトランティスすべての運営を行うのです
そうですよね、マザー?」
アマーナさんが両腕を広げて上を見上げて呼びかけると
その声に応えるように辺りの青い光が点滅する
『「「「「おぉ〜!」」」」』
すると、マタロウ君はある事に気づき、アマーナさんに尋ねた
マタロウ「…ということは、アマーナさんは………」
アマーナ「はい。私はアトランティスの指導者だと申し上げましたが
あくまでもマザーに選ばれ、民を導くために最適だと判断された者に過ぎないのです」
ラント「神と交信する巫女のような者か」
フブキ「で、そのマザーは、アイツを倒す方法をなんて言ってるんですか?」
フブキちゃんが問いかけると、アマーナさんは真剣な顔つきへ変わりこう話した
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月26日 3時