転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【高等部編】 (ページ14)

今日:3 hit、昨日:31 hit、合計:23,086 hit

14話ページ14

察していたため、そんなに驚かなかった私は翼夜さんに声をかける

『やっぱり、翼夜さんの前世は創生の翼竜なんですね……』

翼夜「まぁ…今、思い出したんですけど……

つまり…私はかつて創生の翼竜という神獣で、アトランティスの創設者だった……

____で…亡くなった後に現代で転生し、妖怪になった……

という事ですよね？アマーナ」

翼夜さんは視線を変えてそう言うと、アマーナは静かに頷いた

アマーナ「はい……ずっと会いたかったです……

翼夜さん」

アマーナさんは嬉しそうに微笑むと、翼夜さんは歩いてアマーナさんに近づくと口を開いた

翼夜「大きくなりましたね、アマーナ………

やっぱり、貴方は強い人です」

アマーナ「！………ありがとうございます」

向かい合っている翼夜さんとアマーナさんは、一緒に笑っていた

まるで、再び出会えた事を喜び合うみたいに…

『良かったですね……翼夜さん』

エルゼ《二人とも、嬉しそう…》

私とエルゼちゃんはこの光景を眺めながら、口元に笑みを浮かべていた

そして、翼夜さんはアマーナさんと話し終わり、私達に近づくと眉を下げる

翼夜「…忘れていたとはいえ……

みんなにこんな重要な事を話さずにいて、すみません……」

そう申し訳なさそうに言う翼夜さんに、私達は元気よく声をかけた

ジンペイ「何言ってんだよ！別に嘘をついてたわけじゃねえから、翼夜は悪くないだろ！」

マタロウ「うん！そうだよ！」

『そんな事で翼夜さんを責めることは絶対にしませんよ♪』

エルゼ《うん、私達がそういう性格なのは翼夜が一番理解してるはずでしょ？》

『………みんな、ありがとうございます……！』

翼夜さんは微笑みながら、お礼の言葉を私達に伝えた

私は笑みを浮かべていたが、あることを聞き忘れた事に気づく

『そういえば……なんで中等部と高等部を戦わせる必要があったんですか？』

その私の質問に、今度はライム君が答えた

ライム「今この首都は、バリアでかろうじて守られている

……でも、どんどん強大化するオズマによって破られるのは、時間の問題だ

そのために、妖力のデータ収集と研究を、さらに急ぐ必要が出てきたんだ」

アマーナ「そのため、高等部と中等部を戦わせ、妖力が爆発的に発揮される状況をつくらせてもらいました」