20話 ページ48
チアキ「…攻撃が当たった！？；」
『凄い……！』
ラント「どういうことだ！？；」
アマテライアに攻撃が当たり、私達は驚きを隠せなかった
…と、みんなの後ろから、エンマダイ理事長がやってきて私達に解説を始める
エンマダイ「アマテライアが持つ“マイナス”の波動によって、“プラス”の力は全てキャンセルされてしまっていた
しかし、空亡が持つ“マイナス”の力を持ってすれば、
"マイナス×マイナス"はプラスになり、攻撃が当たるということだな」
エンマダイ理事長は上空でアマテライアの前に立つMTバウンサーを見上げた
エンマダイ「空亡が持つ圧倒的な負のパワー……
それを操ることができるのは、“一点の曇りもない正しき心を持つ者”のみ
それが、底無しの善人であるマタロウだったのだろう」
『………』
私は、凄まじい妖力を放っているMTバウンサーを見上げた
その中にいる、優しいマタロウ君の姿が見えか気がして、思わず私の口元に笑みが浮かぶ
『マタロウ君……
やっぱり、君は凄いよ………！』
ライム「これなら…！」
一方、重い一撃を喰らったアマテライアは肩で息をしていた
アマテ「…ハァ、ハァ……確かに他の方とは違うようね……でも！」
アマテライアは両腕を広げ、またあのオーラを放出して自らの身体を包み込んだ
今受けたダメージを、アマテライアは回復してしまった
チアキ「回復されたらキリがないっしょ……！」
『いや………心配無用だよチアキ君』
私は自信満々な表情で、上を見上げているチアキ君に声をかける
上空にいるMTバウンサーはウォッチを構えた
バウンサー「消えよ」
そう言い放ち、メダルを勢いよくセット！
マジーン！
すると、持っていた槍から邪悪な炎が現れ、槍を包み込んで燃え上がる
バウンサー「"破滅"！！」
MTバウンサーの元から、禍々しい炎の球がアマテライアに凄い勢いで向かって行った！
アマテ「！」
すかさずアマテライアはオーラの壁を創り出し、炎の玉を防ごうとした
オーラで球の勢いは止まった気がしたが、徐々に近づいてきてる
アマテ「……」
アマテライアは何故か、この状況で口元に笑みを浮かべていた
そして、炎の玉はあっという間にオーラをすり抜け、アマテライアに直撃！
アマテライア「あぁぁっ！！」
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます！頑張ってください！！！ (2022年2月23日 1時) (
レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう！！！ ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです！ 応援してます！！！ (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月11日 4時
