14話 ページ23
豪万蛇「……A」
『やっと分かってくれたようですね………』
豪万蛇「私はなんと愚かな事をしてしまったのだ………
……すまなかった」
豪万蛇は目を閉じ、自分の今までの行動を謝ると
Aは優しく微笑みこう話す
『私はもう許していますから大丈夫です
………それに、今ならまだ間に合います』
豪万蛇「私を許してくれるのか……ありがとう」
豪万蛇はそう呟くと、まだ戦っている生徒たちの前に立ち
そしてバッと片腕を開き、叫ぶようにこう言い放った
豪万蛇「闘いはこれまでだ！！」
豪万蛇の静止の言葉に、全生徒の目が見開かれ、ざわめきだす
______
ラナ「…！まだよ、まだやめてはダメ……！」
椅子に座っていたラナが突然立ち上がり、焦りの表情を浮かべ手を伸ばした
____
そして、戦う事をやめた全生徒は、疲れ果てた表情でその場に座り込んだ
……その遠くで、漆黒丸とアシュラギルファーも変身を解いた
ライム「豪万蛇、勝手なことを……！」
テラミン「勝手すぎだミン！」
拳を握り怒りを露わにするライムと、その後ろから現れたひょこっと出てきたテラミンがそう口にする
ジンペイ「終わったみたいだな」
ライム「っ……まだやめちゃダメだ！！」
テラミン「やめてはダメミン！」
ライムは必死の形相で、座り込む全生徒に叫んだ
ライム「闘いを続けろ！！まだこの闘いの役目は終わって……！」
ついに我慢の限界がきたジンペイはライムの頬を思いっきり殴る
ライム「ぐぁっ！！」
殴られたライムは地面に倒れ込んでしまった
ライム「っ………！」
ライムは倒れ込んだまま、右手に拳を作っているジンペイを睨みつけた
ジンペイ「目を覚ませライム！！
高等部とか中等部とか、強いとか弱いとか関係ない！！
俺たち友達だ______ぐぁっ！！」
今度はライムが思いっきり頬を殴り、ジンペイは地面に倒れ込む
ライム「友達がなんだっていうんだ……！仲良くしろって！？
“友達”だろうと“家族”だろうと、みんな結局は別の人間なんだ！！」
ジンペイ「っ………！」
怒るライムをジンペイは地面に倒れ込みながら睨む
ライム「キミの言っていることは、青臭い子供の思考なんだよ！！」
ジンペイ「うるせぇ！！」
ジンペイは身体を起こし、思い切りライムの体に体当たりをする
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千鶴(プロフ) - 続きが気になりすぎるぅぅ(>罒<;//)早く続きを読みたいけど終わって欲しくない気持ちもある…。番外編とか日常とか読んでみたい。完結までずっと追いかけます！頑張ってください！！！ (2022年2月23日 1時) (
レス) @page49 id: a221853f3a (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - 凄すぎるうううううううう！！！ ここまで続けられている作者様が凄すぎて言葉が出ないです！ 応援してます！！！ (2022年2月11日 9時) (レス) @page9 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月11日 4時
