15話 ページ6
コマ「大丈夫！？マタロウくん！；」
『怪我は無い！？；』
私とジンペイ君、コマ君がマタロウ君を心配して駆け寄るも
ジンペイ「…あれ、マタロウ？マタロウがいない！」←
マタロウ「たまねぎ感なくなっただけで見失うのやめて！！」
凄くわざとらしく辺りをキョロキョロするジンペイ君に、頭に怒りマークをつけて怒鳴るマタロウ君でした；←
須佐野「……次は外さない」
静かに剣を鞘に収めたが、須佐野先輩はすぐに腰を低くして体勢を構えた
フブキちゃんはジンペイ君にどうしようか小声で尋ねている
フブキ「どうする？変身する？」
ジンペイ「いや…相手は生身の人間だ」
『確かに万が一怪我でもしちゃったら、取り返しのつかないことになるからね……
ジンペイ君、コマ君！』
ジンペイ「おう！」
コマ「うん！」
私の声にジンペイ君とコマ君は前に出て、私と一緒に正面を向いて構えに入った
ジンペイ「俺たちが相手だ！」
その瞬間、私達の周りから、炎のように妖力のオーラがブワｯと放たれた
須佐野「……」
「局長、我々も加勢しますか？」
須佐野「……こんなガキの相手、俺1人で充分だ」
組員の尋ねを切り捨てた後、「いくぞ！！」と須佐野先輩はすぐさま斬りかかってきた！
私たちへ向けて鋭い斬撃が振り回されるが、それを上に飛んで躱す
でも、私の攻撃だけは全部峰打ちだった
おそらく手傷を負わせずに捕獲するためだろう
マタロウ「速い！；」
須佐野「ちょこまかと……！」
若干痺れを切らした須佐野先輩がものすごい勢いでジンペイ君に木刀を突きつける
しかし、ジンペイ君はスレスレで木刀を回避した
マタロウ「けどジンペイくんも、紙一重で躱している！；」
ジンペイ君はトンッと地面に着地して、ニッと口角を上げた
ジンペイ「お前の太刀筋、見切ったぜ！」
須佐野「こしゃくな！！」
またジンペイ君に木刀を振り上げたが…
二つの妖気の玉が須佐野先輩の身体に直撃した
須佐野「！！」
コマ「僕たちの相手もしてくれないと！」
『よそ見は厳禁ですよ！』
さっきの玉を放っていた、コマ君は太極拳のように拳を突き出し
私はワイバーンマグナムを片手に握っていた
ジンペイ「サンキュー、A！コマくん！反撃開始だ！」
ジンペイ君は足に妖力を貯め、それを須佐野先輩に向けて強く蹴り飛ばした
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます！ (2022年2月20日 8時) (
レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています！翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月3日 3時
