8話 ページ45
キュウビ先輩にそう言われたイズナは、「これならどうだ?」とある人物に変化した
『…………えっ?』
変化したイズナの姿を見て私は唖然とする
何故なら、綺麗な黒くて先が赤い長髪に、宝石のように輝くその紅い瞳は____
リュウスケ「Aちゃん!!♡」←
そう、そこにいたのは私____ 竜世Aだった
私は、変化で現れた私を見つめていると、急に風がふわりと吹き始める
私(変化)「きゃっ……!風が………!////」
『(!?///
クッ……あとで覚えていてね………イズナ…!///)』←
めくれそうになるそのスカートを、慌てて押さえている変化の私
その姿を見て、私は恥ずかしさのあまり顔を両手で隠し、イズナの事を少しばかり恨んだ←
リュウスケ「うぉぉぉぉぉぉおお!!」キラーン
すると、キュウビ先輩は目をギランと輝かせて興奮のあまりに鼻息を荒くし
身体を超回転させてさっきのものとは比べ物にならないほどの強く巨大な竜巻を作り上げた!
キュウビ先輩が頰を染めて覗き込むかのように屈んだその直後、イズナは変化を解除
私の姿ではなくなったイズナを見てキュウビ先輩は、自分の破廉恥さに顔を赤くした
その横に、かなり引き気味の天狗が近づく
天狗「な…なかなか豪快な風だったな……;
貴様のことを認めてやろう!」
その途端、天狗から眩い光が放たれ、キュウビ先輩を包み____
テング「テテンテンテン!
"テング・ザ・ナイン"!!」
9つの尻尾を持ち、高い下駄を履き、杖を右手で握ったイニシエHERO
"テング・ザ・ナイン"が誕生だ!
マタロウ「九尾先輩の新HERO、キターッ!」
新規HEROを前にマタロウ君は両腕を上げてはしゃいでいると
私は自分の中に"妖力が入ってきた"ことに気づく
『(これはテング・ザ・ナインの妖力………
なるほど、こうやって妖力を集めるんだね……!)』
私はどうやって、妖力を集めるのかをちゃんと理解できた
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時