5話 ページ42
ジンペイ「それ、アイツらのウォッチ！」
クウカ先輩の手にあったのは、紛れもなくあの"魔神ウォッチ"だった
クウカ「そうよ。でもこれはみんなが使える魔神ウォッチ」
ラント「どういうことだ」
私達は座布団の上に座り、クウカ先輩から事情を聞くことに
クウカ「ライムさんが、魔神ウォッチの設計図をくれたの
ウチなら作れるんじゃないかって」
ジンペイ「ライムが？」
チアキ「完全に罠っしょ」
その話を聞いて、みんなはそれぞれ反応を示す
クウカ「……もしかしたら、豪万蛇先輩のやり方に反対してる勢力が必要なのかも」
リュウスケ「高等部も一枚岩じゃない、か」
『う〜ん、どうなんだろう……？』
キュウビ先輩の呟きを聞いて、私は少しの間だけ考え込む
クウカ「とにかく、これがみんなのパワーアップになるのは間違い無いわ！」
クウカ先輩が魔神ウォッチを差し出すと、マタロウ君は嬉しそうにくねくねと体を揺らし出した
マタロウ「新しいウォッチ！楽しみ〜♡」
クウカ「……あ、このウォッチは妖力がベースだから、ごめんね？」
その事を聞いた瞬間にマタロウ君は、ショックのあまりに石化する←
私はクウカ先輩から、魔神ウォッチを受け取ってそれをまじまじと見つめる
『わぁ〜………クウカ先輩ありがとう！！』
クウカ「どういたしまして！Aちゃんが喜んでくれてよかった！！」
クウカ先輩は笑顔で私の両手を、ギュッと握ってくれた
メラ「なぁ……やっぱ俺たちと扱い違くね？」
リュウスケ「まぁ、Aちゃんだから仕方ないかな？」
ジンペイ「あぁ〜！俺もAの柔らかい手を握りたい！！」
フブキ「というか、Aも嬉しそうなんだけど………ﾊｧ…」
その光景を目の当たりにしたみんなは、羨ましいそうにAちゃんとクウカ先輩を見ていました←作者
____
翌日の朝…
あらかじめ準備などを整えた私達は、特訓のために旅館前に集まっていた
ぬらり「古典妖怪との組み合わせは、私の方でプランを作っておいた
それでは、古典妖怪を召喚しよう
アースウォーカーNOA、準備はできているか」
ぬらり師匠が後ろに呼びかけたので、私達も後ろを振り返ると、そこには変身完了したアースウォーカーNOAの姿が
アース「OK。ちゃちゃっとやっちゃうよ」
アースウォーカーNOAが服をまくり上げると、そこには渦巻く紫色の空間が広がっていた
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます！ (2022年2月20日 8時) (
レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています！翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月3日 3時
