3話 ページ19
？「ふふっ、また会ったわね、Aちゃん♪
紹介が遅れてしまったけど、私の名前は"阿万手ラナ"
ラナって呼んでくれると嬉しいわ♪」
『(やっぱり、ラナ先輩は美しい……///)』←
私は顔を少し赤らめながらそう考えていると、ラナ先輩はにっこり笑ったあと、校舎を見上げた
ラナ「須佐野くんを攫ったのは、闇に蠢く"豪忍隊"
人知れず、豪万蛇くんの手足となる忍者たちよ」
ジンペイ「豪忍隊？」
理解できていないジンペイ君は言葉を反復させると、ラナ先輩は私達に説明をする
ラナ「"須ン選組"が生徒会の理想を実現する表の組織ならば、"豪忍隊"は闇の仕事をする組織
おそらく、須佐野くんが持っている"からくり回廊"の情報をあなたたちに渡したくなかったのね」
『なるほど………ラナ先輩、ご説明ありがとうございます！』
ラナ「ふふっ、Aちゃんにそう言ってもらえると嬉しいわね♪」
私は笑顔でお礼の言葉を述べると、ラナ先輩は嬉しそうに笑ってくれた
マタロウ「それにしても……
"忍者"っていい！キターッて感じだよ！」
コマ「忍術の特訓とかやったよね！」
忍者のコスプレをして手裏剣を投げるマネをするマタロウ君に続き、コマ君もそう言う
ジンペイ「見て見て、俺忍者歩きできる！
抜き足差し足忍び足！(ﾌﾟｩ)抜き足差し足忍び足！(ﾌﾟｩ)抜き足差し足忍び足！(ﾌﾟｩ)抜き足差し足忍び足！」←
マタロウ「ストップストップ！
足音はまったくしないけど、思いっきりオナラの音しちゃってるよ！；」
抜き足差し足忍び足をするごとにオナラするジンペイ君に慌ててツッコむマタロウ君
ジンペイ「えっ、出てた？」←
コマ「気づいてなかったの……？；」
わちゃわちゃしている3人を見て呆れながら、フブキちゃんと私は申し訳なさそうに話した
フブキ「ラナ先輩、すみませんお話の途中だったのに………」
『アハハ……あれがジンペイ君なので………；』
ラナ「気にしないで
それよりも案内するわね。からくり回廊の入り口へ」
____
ラナ先輩に案内され、本校舎の真横にある大きな石が積まれる石塀のところまでやってきた
ラナ「ここが入り口よ」
ラナ先輩は石塀に近づき、ひとつの石に手を置くとその石は音を立てて陥没
すると、ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…という地響きとともに周りの石塀が動き、薄暗い空洞の道が現れた
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます！ (2022年2月20日 8時) (
レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています！翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年2月3日 3時
