25話 ページ16
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Aside
須佐野「それからアイツは生徒会長としての権力を強めていき……
気付いたら俺は、アイツに逆らえない便利な犬になっていたんだ」
『そんなことが………』
須佐野から語られる過去に、私は下を向いて小さく口を開く
ラント「そこまで独裁的な力を持っているんだな…豪万蛇会長は」
須佐野「ああ。今生徒会で豪万蛇に意見できるのは、
生徒会副会長の"芦矢ライム"だけだ。俺らの言葉は届かない」
それを聞いたジンペイ君は須佐野先輩に向かってこう言った
ジンペイ「でも、親友なんだろ?
親友が暴走したなら、力ずくでも止めてやるのが親友じゃないのか?」
須佐野「そんな簡単な話じゃない。今の豪万蛇のバックには"恐ろしい組織"がいる
俺たちが使う"魔神ウォッチ"の力を実現させてくれたのもそしつらだし、
俺は豪万蛇に頭を触られてこの力を使えるようになった」
須佐野先輩は、身につけている魔神ウォッチを見てそう言う
ラント「その組織とは、いったいなんだ?」
須佐野「"アンダーグラウンドカンパニー"
略して"UGカンパニー"だ」
マタロウ「アンダーグラウンドってことは、地底人!?」
"アンダーグラウンド"という言葉を聞いて、マタロウ君はびっくりして声を上げた
マタロウ(高等部の謎は深まるばかり……
僕たちを待ち受けているのは地底人なのか、それとも___)
翼夜《………;》
エルゼ《翼夜、どうしたの?》
翼夜《何故か分かりませんが…
何か"嫌な予感"がします………;》
『嫌な予感……?』
(まさか、この戦いの先に____
"翼夜さんの真実"が待っているなんて、今の私達には知る術を持たなかった……)
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時