17話 ページ31
____
マゼラを倒した私達はガッコウガーENMAから降りて、みんながいる校庭に集まった
キンヤ「これで地球の平和が保たれたな」
ぬらり「良くやったぞ」
ジンペイ「それほどでも〜……アルマジロ!」←
マタロウ「それ久々に見た!;」
体を丸めてそう言うジンペイ君を、マタロウ君は指を差す
これで全て終わった……とみんなホッと安心していた
____だが、私の中にいたエルゼちゃんは慌てた様子でこう叫ぶ
エルゼ《いや違う!
奴はまだ生きている!!;》
『エルゼちゃん?それって____』
すると私の声を遮るようにドオォォォォンッ!!!という音が響いたのだ!
「「「『!?!』」」」
どうやらマゼラタイタンの残骸の中で何かが爆音を響かせて上に上昇したらしい
メラ「なんだありゃあ……?;」
上空に浮いている赤いオーラが薄れていき…
その中にいたのは、赤い身体をしていて不気味な青い瞳を持つ小型の宇宙人だった
コマ「まさか!」
マゼラボルト「この星に最接近した今、ようやくこの姿で直接手を下せるのである……
…ギッギッギッ」
そうこれがマゼラの真の姿"マゼラボルト"だ!
エンマダイ「なるほど、あれが奴の本当の姿……!」
『まさか、まだこんな姿があるなんて……!;』
キンヤ「ならばもう一度ガッコウガーENMAを出撃させて……___」
その瞬間、マゼラボルトの眼が赤く輝いて二発のレーザーを発射
そのレーザーはガッコウガーENMAの背中に直撃し、ドカァァァァンッ!!!と爆音を立てて破壊されてしまった!
「「「「!!!」」」」
コマ「ガッコウガーENMAが!!」
『い、一撃で破壊しちゃった………;』
エルゼ《これが奴の本気なのね……!;》
私とエルゼちゃんはガッコウガーENMAが今まであった場所を見つめてそう口にした
マタロウ「ハ、ハハ…こんなの勝てるわけないよ………;」
すると、プルルルルル、プルルルルルとフブキちゃんのスマホが鳴り出した
すぐに取ってフブキちゃんは電話に出る
フブキ「はい、山野博士………
…えっ!ついに完成したんですね!!
"ハカイヤーDX"が!!!」
どうやら人類の希望が目覚めつつあるようだ……!
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月10日 3時