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9話 ページ9

ラント「だが…いきなり攻め込むのは危険すぎる


まずはキラボシ共和国を偵察に行く」



ラント君は椅子から立ち上がり、窓付近まで歩み寄ると



キラボシ共和国とY学園の境目である壁を見つめながら、そう話した





『じゃあ、私とジンペイ君が行くよ


現時点で最強なのは私達だからね!』



私はそう話すと、ジンペイ君が急に椅子から立ち上がる




ジンペイ「おー!つまりAとの偵察デートというわけだな!!///」


ジンペイ君は嬉しそうに顔を赤くして、ニヤニヤと笑った





コマ「ジンペイ君、Aちゃんに変なことしないでね?」ジロリ


フブキ「Aに何かあったら、速攻で始末するから♪」ギロリ



かなり怖い表情でジンペイ君に警告する、コマ君とフブキちゃん←




ジンペイ「じゃあ、早速行こうぜ!」



クウカ「でも、あの国は特殊なパスポートがないと入国出来ないみたい」



ジンペイ「そーなの?」





ラント「なら……"密入国"するしかない」





____





夜中、業者の人たちが大型機械で貨物を運び、キレイに整頓する


そして最後の貨物が置かれると、その扉が僅かに開いた




ジンペイ「密入国成功…!」


『うん…!』



私達は辺りを見回して、誰にも見られてないことを確認する




ラント「よし。キラボシ共和国の実状を探るぞ!」



ラント君の言葉を合図に、貨物から出て走り出した





____





NOside


エルナ「い〜けないんだいけないんだぁ〰♪密入国者はっけ〰ん」



風紀タワーの映像に映っている密入国しているA達の姿を見ながら言うエルナ




エルナ「しかもAちゃんが自分から来てくれてる♪


こんな奇跡があるんだぁ〜〜、本当にラッキー♪」



機嫌が良いエルナは背後を振り返り、誰かに声をかける




エルナ「捕まえちゃって?ワンちゃんたち♪」





そこにいたのは、ビーム銃を持った、黒いスーツとサングラスを掛けた2匹の犬型エイリアン




彼らの名は"ワン・イン・ブラック"、通称"WIB"



細身の方が"アメリカン"で、太めの体格の方が"イタリアン"だ




アメリカン「我々、ワン・イン・ブラックにお任せください」


イタリアン「密入国者を、必ずや仕留めて見せます」




エルナ「それと、多少、無理矢理でもいいから、Aちゃんを連れてきて欲しいの♪


でも、なるべくケガはさせないようにね?」



アメリカン・イタリアン「「はっ」」

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設定タグ:妖怪学園Y , 妖怪ウォッチ , 愛され・転生   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時

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