3話 ページ34
そう言うと、プーたちは身体からすさまじいエネルギーが解き放たれた!
プー「はあッ!!」
そのあまりにも強烈な気の衝撃波に、私達は踏ん張らないと吹き飛ばされそうになる
『くっ!;』
ラント「とてつもない戦闘力だ…!;」
……その時、さっきエネルギーの衝動で
ジンペイ君のポケットから1枚のメダルがポロッと落ち、メダルはそのまま地面に転がる
エマ「(あれは…ジンペイさんのメダル…!;)」
メダルが落ちたことに唯一気付いたエマちゃんは、はっと目を開く
ジンペイ「こっちもいくこうぜ!
A!!」
『りょーかい♪』
一方のジンペイ君と私は、メダルを落としたことには全く気が付かなかった
エマ「ウー助をお願いします!」
そう言うとエマちゃんはマタロウにウー助を渡し、私達に向かうように飛び出す
マタロウ「えっ?…えっ??エマさん!?;」
ラント君とみんなはウォッチに変身メダルをセット!
ラント「変身!」
「「「「変身!!」」」」
これで、ラント君達は変身を完了した!
その頃、エマちゃんが地面に転がっていたメダルを拾い上げていた
エマ「ジンペイさん!大事なメダル落としてますっ!!」
そして、メダルを前に掲げてジンペイ君に目掛けて走り出す
そのメダルのイラストと刻まれた名前を見てみると…
マタロウ「あれって、宮沢さんの召喚メダル!?;」
ジンペイ君が落としたのは、あの巨大サラリーマン宮沢さんのメダルだったのだ!
しかし、何も知らないジンペイ君と私はウォッチにメダルをセット!
私・ジンペイ『「変身!」』
アルティメット!
エマ「(届けなきゃ……!このメダルをジンペイさんに……!!)」
マタロウ「いやいやいや!そのメダル今要らないから!!;」
マタロウ君の叫びは届かず、
エマちゃんが私達の元に辿り着く前に、ウォッチのベゼルを回してしまった
更に、エマちゃんが石に躓いてしまう!
エマ「あっ!?;」
そして、点滅していた光が私の体に集まっている隣では…
なんと!ジンペイ君どころかエマちゃんまでも三色のエネルギーに取り込まれていたのだ!
ウォーカー「どうでもいいけど…
アースウォーカー」
『原点、頂点。ワイバーン・ゼロ』
ポーズを決めて現れたのは
ワイバーン・ゼロとアースウォーカーのみで、エマの姿はどこにも見当たらなかった
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時