推し14 ページ15
「………き………お」
誰かが呼び掛けてくる………。
誰………?貴方は一体………
『誰なの………!?』
「「誰なの………!?」じゃねぇよ起きろや」
見慣れすぎてむしろ飽きてきたいつもの顔が間近にあり、軽くため息をつく。
『貴方は一体誰なのー(棒)』
「分かってんだろ…。ほら、起きろ」
『朝一から祥吾とか……キセキ寄越せよキセキ』
「お前ホント黙れ。つーかさっさとしろよ、遅れんだろ」
『朝ごはん食べた?』
「あ?別に要らねーよ、んなもん」
『今から作るから食べなよ。じゃないとさつきの食べさせる』
「はいはい。食べりゃいいんだろ」
祥吾は頭をかきながら階段を下りていった。
私も早めに着替え、祥吾の後を追った。途中で階段から落ちそうになったけど()
「あら、祥吾くん!今日も来てくれたの?」
「あ、どーも…」
『ちょっとお母さん。こいつ窓から入って来たんだけど』
「いつもの事じゃない」
『怒ってよ!いくら幼馴染みだからって窓からは良くない!!』
「もう、細かいわね。祥吾くんにだって窓から入らなきゃいけない事情があるのよ。ね?」
「……っす」
『ほお?じゃあ言ってみろよ』
「インターホン押すのが面倒くせぇ」
『は??』
「あと、階段上がんのがクソ面倒」
『面倒ばっかじゃねーか!!お母さん、これは怒っても……』
「なら仕方ないわね」
『どこがだよ!!お母さんって本当祥吾に甘いよね!』
「俺はいい子だからな」
『嘘つけや(^ω^#)』
「嘘じゃねーし。俺のどこが悪人なんだよ?おん??」
『うわー今の言葉、修ちゃんに聞かせてあげたかったなー』
「ゲッ、止めろ!!」
『やったね祥ちゃん!練習が増えるよ!』←
「_(:3」<)_ 」←←
「貴方達、本当に仲良いわねぇー∀ー」
『「それだけは有り得ない」』
「そう?(喧嘩するわりにはいつも一緒にいるわよね)」
『そうだよ!(はあ!?それは腐れ縁だから仕方なくない!?ね、祥吾!)』←
「おう。(こいつ…直接脳内に……!?)」←
.
.
.
.
.
『茶番は止めて学校行こうか』←
「だからさっきからそう言ってんだろうが!!」
『祥吾もノってたよね?』
「_(:3」<)_ 」←
『使い回すんじゃない!』
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りおん - すごく面白いので、もったいないと思います! (2018年12月26日 17時) (レス) id: f919ba13cc (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - この作品が凄く面白いのでそろそろ更新して下さるとありがたいです。どうぞよろしくお願い致します (2018年10月19日 22時) (レス) id: 0eba96f5ee (このIDを非表示/違反報告)
みかづち - 凛恋@キドさん愛し隊さん» ご指摘ありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年8月24日 22時) (レス) id: 2ae2904005 (このIDを非表示/違反報告)
凛恋@キドさん愛し隊(プロフ) - 面白いです!応援してます!因みに黒子の名前は片仮名でテツヤですよ (2018年8月22日 22時) (レス) id: 64b5b9dc76 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち - 彩香さん» ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします!! (2018年8月2日 10時) (レス) id: 2ae2904005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかづち | 作成日時:2018年7月20日 23時