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｢お待たせいたしました〜、ホットココアです｣
小｢ありがとう! ...Aさん、良かったら一緒にココア飲まへん? 今日はのんちゃんの奢り♡｣
｢ん〜、どうしようかな...｣
小｢ええやん、たまには! ほらっ! かすみ草生けてそれ見ながらココア飲まん?｣
｢...うん、かすみ草生けてから考える｣
小｢ええっ! そこは可愛く『うん♡』って言うところやろ〜｣
｢もうっ、私仕事中!!｣
少しムスッとしながらそれでも俺があげた花束を大事そうに抱えて｢どの花瓶に生けようかな〜｣って悩んでるAさん。
ほんま飽きひん。可愛ええ。
...可愛ええしか言っとらん? だって可愛ええんやもん!
なんてずーっと可愛ええなーって思っとったら、お店の扉が開く音がした。
ｶﾗﾝｶﾗﾝ...
『こんばんは〜』
小｢あ! �陲舛磴�!｣
��｢おー! のんちゃんやっほ〜｣
小｢やっほ〜｣
｢わ、
��｢Aさん、こんばんは!｣
｢最近いらしてなかったから元気にしてるかな〜って思ってたんですよ! よかった、元気そう!｣
��｢もちろん元気ですよ! 最近仕事が立て込んでて...｣
｢そうだったんですね...、今日はゆっくりしていってくださいね! 今飲み物伺いに行きますから、席座っててください!｣
��｢ありがとう〜｣
小｢�陲舛磴鵝△海該造�?｣
��｢相席してええの? ありがとうな〜! ...のんちゃん今日は何飲んどるの?｣
小｢ココア!｣
��｢お、ココアか〜、ええね、温まりそう｣
｢お待たせいたしました〜、飲み物決まりましたか?｣
��｢のんちゃん飲んでるのと同じんのください!｣
｢ココアですね、他には...?｣
��｢んー...、...あれ、のんちゃん今日はお花頼んでへんの?｣
小｢んふ、よくぞ聞いてくれました! 今日はな〜俺があげたんよ!｣
��｢え、どゆこと!?｣
｢望くん、花束くれたんです｣
��｢え! そーなん!? ええーすごいやん!｣
｢今日は逆に貰っちゃったので、せっかくならそれを今から生けようかなって思って、準備してたところなんです! ...良かったら今日は望くんの花を楽しみますか?｣
��｢ええの...? だってそのお花...、Aさんのために...｣
小｢ええよ! お花はみんなで楽しむものやろ? な、Aさん?｣
｢そうね、さすが望くん! よしっ、準備してきますね〜｣
小｢いってらっしゃ〜い!｣
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作者名：maoka. | 作成日時：2021年8月13日 23時
