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流星side
最初に薄く目を開けたのは照史。
橙「……ん……あ、りゅう兄……？」
続いて崇裕、そして淳太もゆっくり起き上がった。
紫「なんかいい匂いする……」
黄「お腹すいたぁ……」
流星は笑って親指を立てた。
青「そらそうやろ。今日は特別メニューやで」
3人が食卓に来ると、望がハンバーグを並べていた。
桃「頑張った3人にお礼のハンバーグや。たっぷり食べや」
ハンバーグを見た瞬間、三つ子の目が輝く。
橙「わっ！！でっかい！え！チーズのってるやん！」
紫「やばっ！においだけで幸せ！」
黄「兄ちゃんら作ってくれたん！？ほんまに！？」
3人は勢いよくフォークを握りしめ、もりもりと食べ始めた。
青「ほんま今日はありがとうな？代わりに色々してくれたやろ」
その言葉に、三つ子は同時に口をむぐむぐさせて止まる。
橙「いや、いつもは兄ちゃん達がやってくれるから」
紫「ぼくら当たり前のことしただけやで？」
黄「でもほんまは出来んことだらけやった……」
少し肩を落とす三人。
だが望と流星はすぐに否定した。
桃「そんなことない。お前ら、めっちゃ助かったで？」
青「それにな？智洋も大毅も絶対感謝する。元気なったら言いに来るで、保証するわ」
三つ子はふっと笑い、また嬉しそうにフォークを動かした。
＊＊＊
それから数日後――。
すっかり元気になった大毅と智洋は、三つ子を公園へ連れて遊び倒した。
全力で走って、笑って、肩車して、砂場で城を作って、キャッチボールして。
まるで「ありがとう」を身体ぜんぶで伝えるみたいに。
帰宅しておやつを食べていると___
智洋と大毅の部屋には3つ子からの手紙が飾られている話になる。
赤「宝物にするからな、 手紙」
緑「一番見える所に飾ってあるんやで？」
照史たちは照れくさそうに笑っている。
橙「……なあ、めっちゃ嬉しいな」
紫「恥ずかしい…」
黄「また誰かが困ってたら一緒に助けよな！」
そう言って、三つ子は顔を見合わせて笑った。
今日もこの家は、やさしさで満ちている。
END
♦リクエストありがとうございました！ご期待に添えていたら幸いです！引き続きリクエスト募集中です！
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澪那(プロフ) - こんばんわ。いつも楽しく読ませていただいています。リクエストなんですが、四男君がお熱だして長引いてしまい、大好きな四男君に会えなくて寂しがる七男くんのお話が見たいです。メインは四男君でお願いしてもよろしいでしょうか？ (1時間前) (
レス) id: a095a65e44 (このIDを非表示/違反報告)
豪(プロフ) - shihok0712さん» こんにちわ！🥺感想ありがとうございます!!いつも読んでくださる方の反応を知る機会が中々ないので本当に嬉しいです😭これからもほっこり出来るお話をお届けできるように頑張ります⸜🌷︎⸝ (11月6日 13時) (レス) id: fe1e7af4f4 (このIDを非表示/違反報告)
shihok0712(プロフ) - こんばんは！いつもほっこり、楽しみながら読ませて頂いてます。三つ子の看病物語、可愛いすぎて癒されました。大にいちゃんも智にいちゃんも嬉しかったやろなぁ。😊 (11月5日 22時) (レス) id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪 | 作成日時：2025年11月3日 14時
