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「君は昔の私にそっくりね。」

中学の時、偶々俺と隣の席になった女がいた。

ソイツもサッカーをしていて、将来を期待されている選手で、世間からは"天才"と呼ばれる存在だった。

「糸師君って無愛想ね……どうやったら笑うの?」

そう言って俺の顔をジッと見つめたり、しきりに話しかけてくるようなヤツだった。

「あっ、今もしかして笑った!?」

「……笑ってねぇ。」

「案外君は笑うと可愛いね〜。」

いつしかしつこく付き纏ってくるソイツと話しているうちに信頼関係になり、猛烈なアピールを受けて恋人関係になった。

ソイツはいつも言っていた。

「冴くんはいつも天才ゆえの孤独を抱えてる。君は私と同じだわ。だから私といれば、君はひとりじゃない。」

そう言っては俺を包むようなやつだった。

けれどソイツは、スペインから日本へ帰ってきた時─……

俺のもとを去っていた。執筆状態:連載中

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桜花(プロフ) - 真昼さん» コメントありがとうございます♡この作品もお気に入りなので続きをお楽しみに! (2023年2月3日 19時) (レス) id: e0b4a0dc7c (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 冴が本当に好きなので、嬉しかったです\(//∇//)\続きが楽しみです! (2023年2月3日 16時) (レス) @page16 id: 94c427d0c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます!こちらの作品も無理せず自分の納得が行くように頑張ります! (2023年1月1日 20時) (レス) id: e0b4a0dc7c (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 凛君の作品の方から来ました!!糸師兄弟結構好きなので嬉しいです!無理せずに自分のペースでいいので頑張ってください!! (2023年1月1日 14時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜花 | 作成日時:2022年12月31日 21時

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