社内ベビーシッター2

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「だい！」


大毅をあやしてると流星がやってきて、


「りゅうな、おっきいおしろつくってん！きて！」


大毅の気分なんて気にせずトテトテと大毅の手を引っ張って砂のお城の方へ



「な！おっきいやろ！」


「うん。りゅうすごいね」


「だいもいっしょにつくる？」


「おん！」



そう言って二人で楽しく遊びだした。



「流星くんすごいな〜あっというまに大毅が笑顔になった」


いつのまにか復活した淳太君。


か「流星ってなんも考えてないようで実は考えてるんかな？」


じ「どうやろな。子どもってわからんもんな。」



「はい。」



あ「天然な可能性もあるんとちゃう？でも流星見とったらなんか元気出るで」



か「天然…」



なんか三人で大毅と流星を見ながら深々と話をしてしまった笑




「だいー！りゅうー！！」


はまちゃんとずっと海で遊んでいたのんちゃんが戻ってきた



「のんちゃ、これ、りゅうがつくってん。」


「りゅうすごいな！」


「だいきもな、てつだったで！」


「ぼくもつくりたい！」



結局みんなで砂遊び笑

おっきなお城とトンネルとお山。







「みて！これえほんにでとったやつ！！」


「ほんとや！だいきのえほんにあった！」


「それは貝やで」


綺麗な形をした貝がたくさん砂浜にあって、それをみんなで拾って帰った。





つづく

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