社内ベビーシッター2

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のんちゃんに起こされると流星が溺れたと言うから急いでビニールプールの側に


「とも！」


「流星！」


プールの中を見るとそこには顔を下にして浮かんでいる流星が。

俺は慌てて流星をプールから抱き起こす。



「起きろ！流星！」


流星の顔を覗きながら叫ぶと、



ピューーッ！！


「うわっ！」


流星の口から水鉄砲が


「流星？」


何が起こっているのか分からず顔についた水を手で払って流星を見ると、


「とも…どっきりだいせいこう。」


「へ？」


「だいせいこうー！！」


「とも、いまのどっきり。りゅうはね、おぼれてないよ。」


三人がそれぞれにっこにこしながらこっちをみている。俺はこの小さな三人のドッキリにまんまとハマってしまった。


「くっそ〜やられた〜」


「かみちゃんひっかかった〜」


バシャッ


「うわっ、こら！のんちゃん！」


「うわー！だい、りゅう、かみちゃんかいじゅうをやっつけるでー！」


「「おー！！」」



バシャバシャ！


「うわぁ〜！俺は怒ったぞ〜…それ！」


バッシャン！


「「「うきゃ〜！」」」



結局俺も水遊びに参加して楽しい思い出がまた一つ増えたのでした。


END

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