社内ベビーシッター2

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こうして大毅が来るまではこの二人とにじいろ保育ルームで過ごしていた。


最初はのんちゃんにぴったりくっついていた流星。付き合う時間が長くなり、照史君の仕事もあってよく俺たちの家にも泊まるようになっていくうちに…


「これぼくの！」


「ちがう。りゅうの！」


「ぼくのー！！」


「りゅうの！！！」


バシッ


「わぁぁぁあ〜りゅうがぼくのおやつとった〜！」


「も〜流星。仲良く二人で食べようよ。」


「ん！りゅうの！」


よくケンカするようになって、ほぼ毎日喧嘩するようになった。



そして大毅が来た今も、



「これぼくのやで！」


「りゅうのや！」


「のんちゃん、りゅう〜。だいきのもわけてみんなでなかよくたべよ？」


今は大毅がケンカをうまい具合に止めてくれるけど、ケンカは絶えないツイン。



でも…



「りゅうすき〜…」


「りゅうものんちゃ、すき…むにゃむにゃ」


いつも眠る時は、初めの頃と変わらず二人くっついて寝てるほんとは仲のいい兄弟だってこと、俺は知ってるけどね。


「だいきも〜…」


あ、今は大毅も一緒にね。


END

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