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「なあ、その夜兎ってなんなんだ?戦闘部族って?」
一郎が信じられないとでもいいそうな顔でわたしに尋ねる。
「私たち夜兎は闘うことが好き。白い透き通るような肌に番傘、チャイナ服が特徴。この傘の中に弾が入っていて、逆にこの傘は銃弾から身を守ることができる。ものすごい怪力。だから、人なんて殴り殺すこともできる。だけど、私たちはお日様の光がダメなの。」
「え?アルビノとは違うんですか?」
「なにそれ?食べ物?」
「違います!!」
「ま、いいや。それでね?わたしは普通の人よりも多くご飯を食べるの。そうしないともたないから。わたしはこの手で何人もの尊い命を葬ってきた。覚醒したら誰彼構わず殺してしまう。自分の父親だって・・・」
「おい、まさか、自分の父親を・・・」
左馬刻は顔を青ざめながら聞く。過去のことを少し思い出したんだろう。
「夜兎には親殺しっていう風習があるの。自分が一人前の夜兎になるために。ある日、私は夜兎の本能に逆らうことができず、自分の父親をこの手で・・・。その後に銀時や松陽先生にあったの」
「銀時って、あのメガネのねーちゃんが言ってたやつか。あんたの彼氏」
二郎がそう言う。Aは否定する。
「ちげーわ!!あのちゃらんぽらんを彼氏になんてしたら私の全財産がなくなるわ!!パチンコとかお酒とイチゴ牛乳で全部すられるわ!!」
「お前のとこの同居人糖尿病なるんじゃねーか?」
「もう予備軍」
「ダメじゃん」
「そうそう。だからまるでダメな男略してマダオ」
「そういえば、あのおっさんどこいった?」
「しらね」
「「「「扱い雑!!」」」」
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もち明太子 - 面白かったです!!!!続き下さい (2022年5月11日 7時) (レス) @page27 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - いぬさん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2020年1月6日 23時) (レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
いぬ - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2020年1月6日 16時) (レス) id: db46678bdc (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - やっつーさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2019年12月26日 20時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
やっつー(プロフ) - 何時も読んでいます!此れからも頑張ってください! (2019年12月20日 14時) (レス) id: 7ab3b51d33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉村田昴 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時:2019年3月24日 12時