自らの作戦 ２ ページ43
一通り作戦を伝え終わったAは隆国にこう言った
A『それにこの作戦にはもう一つの利点が存在するんです。』
頭の上に？を浮かべている隆国の様子を見て、Aはその利点とやらを伝える
一つ目は、王騎達本軍の被害を軽減すること。
そうすることによって、迫っている決戦に全力で挑むことができる
二つ目は、Aの隊を二つに分けることによって敵はそれぞれ反対の方向に引き裂かれること。
軍は大体、真ん中に精鋭部隊を配属するため抜かれることはほとんどない
だがその精鋭部隊は極少数だったためA達の部隊は被害が少なかったのだ
"どうして精鋭部隊が右軍に少なかったのか？”
それは趙荘が王騎の襲撃に備えて本陣に精鋭兵を多く配属させていたからだ
そのおかげで右軍は弓兵ばかりだった
A『戦争は何と言っても頭脳が必要です。...王騎様に龐煖が負けない自信が、趙荘にはあるんだと思います。だから、自分の身を一番安全な場所においた。』
隆国「...流石としか言いようがないな。それもまた、お前が生まれながらに持っている才能なのか、幼い頃からあの昌平君の傍で育った影響なのか...。」
蒙武「...。」
その言葉に「あはは」、とAは苦笑いする。
隆国「だがA、今回の戦は何かおかしいぞ。」
先程まで緩みかけていた隆国の顔が引き締まる
その顔は深刻な事態が発生していることを感じさせるものだった
隆国「殿からは何も言われていないが、何かいつもとは違うご様子だった。それに今回の戦で殿は＿＿＿＿」
蒙武・A「強引だと感じられるほど戦を急いでいる」
隆国「っ...ああそうだ。この戦い方は」
＿＿＿＿＿＿＿いつもの殿ではない。＿＿＿＿＿＿＿
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南南東(プロフ) - 夢主ちゃんと昌平君の絡みが最高です！楽しく読ませて頂いています<(_ _)> (2022年8月2日 16時) (
レス) @page21 id: 74d17b21fe (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - かなでさん» いえいえ、あんまり気になる程のあれじゃないのでw楽しく読まさせてもらってます(*´艸`) (2021年9月28日 9時) (レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
かなで - ユリさん» ほんとですね...!!無知で申し訳ない💦 (2021年9月28日 1時) (レス) id: 09771bce21 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - コメント失礼します、23ページや38ページの｢付箋｣はもしかして｢伏線｣の間違いではないでしょうか？ (2021年5月25日 18時) (レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - 星雲1234さん» ありがとうございます！！ (2020年12月23日 16時) (レス) id: 2c2de7bbac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなで x他1人 | 作成日時：2020年7月2日 0時
