お爺ちゃんの噂 2 ページ8
「・・・はい?」
「だから、お爺ちゃん何ですって」
ホソクがやたら深刻そうな顔をするので、ついつい笑いがこみ上げてくる。
「んっふ、そっかお爺ちゃんなのね」
「あ、ヌナ信じてないですね?」
信じるも何も、高校の時の彼を知ってる。
勉強はそこそこだったけど、バスケができて、それなりにモテて、
そんな彼がお爺ちゃん?
ホソクってばかわいいーーーー
「本当にお爺ちゃんですからね!覚悟した方がいいですよ!」
部屋に戻る時までずっとホソクはユンギはお爺ちゃんだと繰り返した。
適当にあしらって、私は部屋に戻る。
必要な荷物とかは全部父が送ってくれてたみたいだ。小物とか色々は明日ぐらいに届くんだろうな。
ドアノブを回して、そーっと部屋に入る。なるべくユンギに気づかれないように。
「泥棒かお前は」
突然背後から声が落ちてくる。
「げ、ユンギ」
「げってなんだよ。ここは俺とお前の部屋だろう」
「アッスミマセン、すぐに中に入ります」
そそくさと靴を脱いで自分のベッドへ走り込もうとしたが、ユンギが私の首根っこを掴み無理矢理自分のベットに座らせた。
「アッアノゴ用件ハナンデショウカ」
「・・・きょどりすぎ。変なことしねえって。今から俺たちのルームルールを決めるだけだ。安心しな、手は出さないから」
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ねこ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!楽しそうだしいいですね〜! (2019年7月15日 13時) (レス) id: b5c5f58849 (このIDを非表示/違反報告)
Nini and Riri(プロフ) - 一戸建ですか?マンションですか?建物がどんなのか分かりずらいです。理解能力乏しいのでよかったら教えて下さい。 (2019年6月30日 8時) (レス) id: fde96aa48f (このIDを非表示/違反報告)
リハ(プロフ) - さくらんぼさん!ありがとうございます!頑張って更新するので、感想よろしくお願いします! (2019年6月28日 21時) (レス) id: e47f721d9b (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - いや〜、ハマりました! 次回作、待ってます! (2019年6月28日 17時) (レス) id: 9ed812cc99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リハ | 作成日時:2019年6月25日 23時