32 ページ33
JSside
｢スンチョルオッパ、ゲームしに来ました｣
そういってちょこんとスンチョルとウォヌの間に座るA
カシャッ
なんだか目の前のテレビの前に寝っ転がる男二人の間に体育座りをするAの後ろ姿が可愛くて無意識にカメラを起動してた
JN｢シュアヒョン急にどしたの( 笑 )｣
『んー？なんかこの三人が可愛くて( 笑 )』
JN｢たしかに〜
僕も撮ろ〜｣
カシャッカシャッカシャッ
｢あの……何をそんなに撮ってるんですか……｣
僕達の方に嫌そうに顔を向けるA
カシャッカシャッカシャッ
カシャッカシャッカシャッカシャッ…………
JN｢A〜笑って〜( 笑 )( 笑 )｣
そういうと眉間にシワがよった
よったかと思えば片方だけ口角が上がって胸元で小さいピース
『まさかとは思うけどそれで笑ってるつもりなの？( 笑 )』
｢はい、今すっごく笑ってるつもり｣
面白いしなんかもう可愛くてお腹を抱えるくらい笑ってしまった
｢だって……写真とか撮ったことないから……｣
SC｢写真撮ったことない？！｣
WN｢もう俺カメラ嫌というほど見てるけど｣
早くに両親を亡くして
お婆ちゃんと暮らして
人と関わらずに生きてきたAは
誰かに撮ってもらったり、一緒に撮ったりすることがひとつもなかったそう
僕は寂しそうに、悲しそうに俯くAの名前を呼んで隣に座らせる
『ほら、こっちおいで』
隣に座るAに肩を回すふりをして少しこしょこしょをした
｢ひっㅋㅋㅋㅋㅋ…もう！！何するんですか！｣
『少し意地悪しちゃった( 笑 )』
そしてまた少しくすぐるともう！と怒りながら仕返しをしてくる
カシャッ
JN｢二人とも可愛い〜♡｣
SC｢俺らの存在消されてるよな｣
WN｢ヒョンずるい｣
ひとしきり二人で騒いで笑った
そして僕は次こそ本当に肩に手を回して写真を撮る
画面には笑う僕の隣で優しく微笑むA
その日それをロック画面に設定したことは秘密
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すもも - 面白くていつも楽しくよんでます！落ちはウジくんだと嬉しいです。 (2017年11月25日 2時) (
レス) id: 95e86b69e5 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - 面白くて続きが楽しみです〜！個人的にはソクミナがいいなぁ(о´∀`о)更新頑張ってください！ (2017年11月17日 0時) (レス) id: 5625d7cc9f (このIDを非表示/違反報告)
どんぐり(プロフ) - すごく面白くて毎回楽しく読ませてもらってます！個人的には、ソクミンがいいです(^^) (2017年11月12日 20時) (レス) id: 5122aeaac1 (このIDを非表示/違反報告)
むー(プロフ) - 素敵なお話を書いてくださってありがとうございます。個人的にはウジくんがいいです…！ (2017年11月12日 6時) (レス) id: b9f587e336 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - このままソクミンがいいです！ (2017年11月10日 23時) (レス) id: e346f8546b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しほ | 作成日時：2017年10月17日 21時
