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WNside
｢猫〜久しぶり｣
そういいながら猫を触るこいつは
俺が見えてないのか？
ふつうに背は高いし猫より先に気づくだろ
『この猫おっきくなったな 』
声をかけると頭の上に?を浮かべる
｢えっと、、猫とお知り合いで？、、｣
『いやあの捨てられてた時に一緒にいたやつですけど』
考えてから思い出したのか、あぁ！っていう顔をする
｢あの時の、、｣
『ん？』
｢私、あの時目が合ったのにあなたの心の声が聞こえなかったんです
人生で初めてだったから覚えてます｣
あーそうだふつうに会話してたけど心読めるやつだった
『ってことは俺が今考えてること分からないってこと？』
｢はい｣
『そっか』
なんだか読まれないことが当たり前なのに
少し残念がってる俺はなんなんだろう
寒いけど廊下の縁に座ると猫が寄ってくる
｢あなたに猫懐いてますね｣
『ウォヌ』
｢はい？｣
『ウォヌって呼んで』
一瞬戸惑ってたけど小さな声で呼んでくれた
｢ウォヌ、、、さん、、、、｣
ふ
『さんいらねえし( 笑 )』
｢なんか人の心が読めないのが当たり前なのに
私にとっては初めてだからウォヌ、さんと話して
ると不思議です｣
話しながら猫を挟んで縁に座るAは寒い冬の空を真っ直ぐに見る
『A』
今にも目の前で消えそうなやつ
気づいた時には無意識で名前を呼んでた
｢！、、なんですか、｣
『んー、呼んだだけ』
なぜだろう
いつもより心臓の音が大きく、はやく聞こえた
___________________________
SMside
勝手に大勢の人を急に連れてきてしまったことを謝ろうとAちゃんの姿を探す
『ヒョン、Aちゃんは？』
JH｢さっき廊下の方に行ったー｣
JS｢帰ってくるの遅いね〜｣
コタツでみかんを食べる二人はおじいちゃんみたい( 笑 )
そのまま言われた方の戸を開けて廊下に出る
WN｢A｣
角を曲がる手前ウォヌヒョンの声が聞こえた
僕はなぜだかそこで止まってしまって
立ち尽くした
呼んだだけというヒョンとそのあとの二人の小さな笑い声が僕の耳に入る
ﾁｸｯ
いてっ
ウォヌヒョンはいつから呼び捨て？
いつ仲良くなったの？
考えれば考えるほど僕の胸はﾁｸｯと痛む
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すもも - 面白くていつも楽しくよんでます！落ちはウジくんだと嬉しいです。 (2017年11月25日 2時) (
レス) id: 95e86b69e5 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - 面白くて続きが楽しみです〜！個人的にはソクミナがいいなぁ(о´∀`о)更新頑張ってください！ (2017年11月17日 0時) (レス) id: 5625d7cc9f (このIDを非表示/違反報告)
どんぐり(プロフ) - すごく面白くて毎回楽しく読ませてもらってます！個人的には、ソクミンがいいです(^^) (2017年11月12日 20時) (レス) id: 5122aeaac1 (このIDを非表示/違反報告)
むー(プロフ) - 素敵なお話を書いてくださってありがとうございます。個人的にはウジくんがいいです…！ (2017年11月12日 6時) (レス) id: b9f587e336 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - このままソクミンがいいです！ (2017年11月10日 23時) (レス) id: e346f8546b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しほ | 作成日時：2017年10月17日 21時
