猫奮闘記１１ ページ12
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隠してても意味無い事に気付き、俺が人になれるのはエースによって暴露された
なので公認でイチャついています
別に恋人になったわけじゃないけど
甲板で日向ぼっこをして寝ていると、航海士君が近寄ってくる
｢スーさん、おはよ！｣
起きずに尻尾の先だけパタパタと振る
航海士君のクスクスという笑い声がした
｢撫でるよー？｣
頭から体にかけて毛並みに沿って撫でられ、くあ、と欠伸をする
｢おーい、スー？｣
エースの声がして飛び起きれば、航海士君は声を上げて笑った
いやそんな事はどうでもいい
ダッシュしてエースの元に駆け寄り、肩に乗る
｢おお、スー！…ん？日向ぼっこでもしてたか？｣
温いな、と言って擦り寄ってくるエースに一鳴きする
エースの方が温いんだから
｢よし、一緒に寝るか！｣
『にゃぁぅ』
そのまま意気揚々と甲板に行こうとするエースの頭に拳が入った
振り返ってみればコックの姿
｢え、えーと…イオさん？何をそんなに怒って…｣
｢自覚あるよなァ、えぇ？｣
エースはとんでもなく怒ってる様子のイオに、ギギギ、と音が出そうな程不自然に顔を逸らした
俺は知っている
エースがつまみ食いしてたのを
｢俺じゃなくてスーです！｣
『にゃぁん』
俺を売ってんじゃねェよ、と覇気付きの猫パンチをお見舞いした
｢それがもし本当だったとしても、俺はエースを怒るぜ？｣
｢何だそれ理不尽だ！｣
｢飼い主の躾がなってなかっただけで、スーは悪くねェからな｣
エースから降りた俺の頭をイオが撫でる
めっちゃ裏切り者って顔で見られてるけど、先に俺を売ろうとしたのはエースだからな
｢飼い主…ってスーはペットじゃねェぞ！相棒だ!!｣
…照れる
素直に嬉しかったので味方してあげよう
必死にイオの拳骨から逃げてるエースの肩に乗って頬をペロリと舐める
笑うエースから降りて、今度はイオに飛びついた
両手で受け止めてくれるイオににゃぁん、と鳴けば、立ち止まって溜息をついた
｢副船長に頼まれちゃ、許すしかねェな｣
｢おい待て、俺は船長だぞ｣
｢あ？もう1発だけで許してやろうと思ってたが、10はいるか？｣
ニコニコと黒い笑みを浮かべるイオに、エースの血の気が引いた
心の中で笑ってからまたも逃げるエースの肩に飛び乗った
(スーさんは、エースが呼べば何してても駆けつけるよなァ)
(最早それが普通だしな！)
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草団子 - 少し違和感を感じたのでコメントさせていただきます。スペード海賊団の副船長って、デュースだったと思います！事実上はそうなっていたと思いますよ。あと、コックはいないですし航海士はミハールが勤めていたと思います！指摘ばかりですみません！内容は面白いです！ (2022年3月27日 14時) (
レス) @page12 id: fdfc39bf59 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - 更新頑張ってください!!!! (2018年4月21日 16時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 雪にゃんこさん» 了解です！内容の希望ありましたらどうぞ！ (2018年2月24日 17時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
雪にゃんこ - ルフィ（麦わらの一味）と絡ませてほしいんですが、大丈夫ですか？更新楽しみにしています(^_^ (2018年2月24日 15時) (レス) id: 9d6418c99f (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 摩可さん» いえいえ大歓迎ですよっ！ヤバいです！早くそこまで進めたくてウズウズします…!!絶対書くのでご安心を！ご期待に添えるよう頑張りますね！ (2018年1月15日 3時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月31日 19時
