１１１話 ページ41
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部屋に入れられるなり抱きしめられた
と思えば頬を抓られる
『いひゃい』
｢俺は連絡してこいって、言ったはずだが？｣
『ごめんなひゃい』
手を離されてジンジンする頬をさする
てゆーか、サボ有り得ない指の力してるんだからね
手加減というものをしてほしい
｢…おかえり｣
『ただいま』
最後にギューッと抱き締められて、ソファに座った
｢書類、溜まってんぞ｣
『うん』
｢体鈍ってんじゃねェの？｣
『体力は一応戻したけど、サボ』
目を合わせてお互いに口角を上げた
『手合わせ』
｢やるか！｣
クロカの持ってきてくれたコーヒーを飲み干して外に出る
そういや、私の鉄パイプはサボが持って帰ってきてくれてたらしい
まだ包帯が取れてないからチョーカーは付いてないけど、取り敢えず首を触る
癖だから半分無意識に手を伸ばしてるんだけど
魔法で治せるんだけど、面倒だし治りかけてるから放置だ
外に出て向かい合う
『御手柔らかに』
｢こっちのセリフだ…よっ！｣
ヒュ、と飛んできた拳を避けつつ目で追う
てゆーか左目側にいかれると困る
『死角ばっかり』
｢使えるもんは使える主義だ！｣
『はいはい』
機械鎧とサボの鉄パイプが当たる度に音が鳴る
この人の指…爪に捕まったら直ぐ壊れるな
脇腹に1発入れられ、壁に吹っ飛ぶ
体制を立て直しつつ振り降ろされた鉄パイプを避けた
見聞色で避け続け、背に壁がついた瞬間しゃがんで足を掬い
勢いのままに上に乗って押し倒し、顔の横の地面に鉄パイプを突き立てる
『ゲームオーバー、ね』
｢お前全然鈍ってねェ…！｣
息を切らしつつ言うサボの横に寝転がる
『機械鎧、割と馴染んでるから』
カシャン、と音を立てるそれを服の上から一撫でし、起き上がった
『この分なら任務も行けそう…』
小さく良かった、と零せば引き寄せられ、素直にそれに従う
｢お前が居ない間狂うかと思った
たったの2週間なのに、俺には長すぎた｣
『寂しかったんだ』
｢ばぁか、当たり前だろ｣
よしよし、と頭を撫でてから立ち上がる
｢なのによー、お前に頼みたい任務があるんだよなぁ｣
『まァ仕方ない』
部屋に戻りつつ会話をする
こーゆーのも久しぶりだな
今日は存分に甘えてやろう
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マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» いやいや、こっちこそ全然更新してない←← (2017年12月4日 7時) (
レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» きゅんきゅんしてくれたなら嬉しいですぅぅぅ！ってゆうか大分遅くなりました申し訳ぇぇぇ！！ (2017年12月4日 2時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» はあああああああん！もう！口角があがりっぱなしですよもうどんだけきゅんきゅんさせればきがすむんですかああああ？？？(更新楽しみすぎっすね！) (2017年11月30日 17時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン愛?(プロフ) - 祥さん» オッケーデーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: c30a359a19 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - マカロン愛?さん» 読むの早くないですか！？w今日はまだ更新するので宜しくお願いしまーす！ (2017年11月30日 1時) (レス) id: 46c8d0675f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年11月22日 3時
