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北斗「……京本はAのこと好きなの？」
大我「え？」
会議室のドアノブに手をかける前
くるりと振り返り俺の目をしっかりみる北斗。
北斗「……どうして別れたの」
大我「……知らない」
北斗「…振られてるんだから京本になにかあるのかと思ってるよ」
大我「………そうかもしれない」
Aのことが好きな故に傷つけたんだと思う。
仕事が大変とか言い訳に芸能人の俺と一般人の彼女の間に勝手に線引きをしていた。
どうせ彼女には理解してもらえない正直そう思っていた。
大我「……疲れをいいわけになんでもAに突っかかってさ…喧嘩三昧。顔を合わせる度に…意見が食い違う度に毎度毎度喧嘩。
口に出したらわかったよ。きっとAはこれが嫌だったんだって」
北斗「………わかってるんじゃん」
大我「……北斗はAのこと好きなの？」
北斗「………好き？」
大我「高校時代。俺らが付き合った時から感じてたよ」
北斗「…………」
大我「…北斗？」
ピタりと動きがとまり、ゴクリと息を飲んだ北斗。
わかりやすく喉仏が動いた。
北斗「………馬鹿にしないでくれよ」
大我「え？」
北斗「樹とか、京本みたいに…Aが京本に向ける感情なんかよりもっと深い。
そんな……安い感情と一緒にしないでくれる？」
"もし、これ以上傷つけんなら___"
"____あいつから離れて"
大我「………わかってないのは北斗の方だね。
Aのわかりやすい感情に本当は気が付いてるよね？」
北斗「…………当たり前じゃん。」
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嶺(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします🥰 (2021年12月4日 15時) (
レス) id: 6c33eed7ba (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました、！更新待ってます🥰 (2021年11月30日 5時) (レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺 | 作成日時：2021年11月29日 18時
