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北山 side
いつも通りAのお迎えに行って
いつもと同じ場所に車を止めてAが来るのを待つ
「 ひろくん久しぶり ! あとお迎えありがとう 」
北 「 ふふ 、 久しぶりだね ? 助手席でいいから乗ってくれる ? いつマークされてるかわかんないし 」
「 あ、そっかそっか … ごめんね 、 お邪魔しまーす 」
最近結構うろついてるってこの前うっちーが言ってた、 ごめんねって謝るAに申し訳なくて言葉が詰まっちゃう
北 「 ん 、 こちらこそごめんな … ? 車の中はスモーク貼ってあるから外からは見えずらいんだけどさ 」
「 んーん 、気にしてないから大丈夫だよ ? それよりも今日どこ連れていってくれるの ? 」
北 「 今日はね 、 藤ヶ谷に聞いたちょっとオシャレなレストランだよ ?
この前はなんか俺の行きつけだったからあれだったけどさ (笑) 」
わざわざ同じスタジオだったけど楽屋が別だった藤ヶ谷のところまでかけつけてどこがいいとか全部聞いた
今日は俺にとって勝負の日だかんね 、 頑張んねーと
「 ふふ 、 そっか 〜 … 楽しみだなあ 〜 」
楽しみだなって言いながら口元を抑えてくすくす笑ってるAの姿が可愛くって信号待ちしてるところに思わず見とれてしまった
「 ね 、 ひろくん前 、 信号青だよ ? 」
北 「 あ、ほんとだ (笑) 」
危ない危ない 、 Aが言ってくれなかったら後ろからクラクション鳴らされてたな
気おつけねーと 、 (笑)
「 ねえねえひろくん ? 」
北 「 ん 、 どした ? 寒い ? 」
「 いやそーいうわけじゃないんだけど … その … クッキーとかって食べたりする ? 」
いきなり隣でもじもじとちょっと恥ずかしそうに俺の顔を見てくるA
少し頬が赤くなっててそれプラス恥ずかしそうにしてるから無意識なんだろうけど上目遣いで見てくる大きな瞳
北 「 …… / 別に食べるけど … どした ? 」
「 あのこれ … 昨日お礼に作ったクッキーが余っちゃってさ 、 よかったら食べないかなーって 」
可愛く小包されてるそのクッキーはどうみたって美味しそうな見た目
え 、 絶対上手いじゃん 、 ってか貰っていいの ?
北 「 いいの ? 」
「 ん、ひろくんに食べて欲しい 」
待って無理 、 可愛いすぎる …
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作者名:みそら | 作成日時:2019年10月15日 23時