who love … (ページ28)

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｢んわぁ！！！すーっっごい！！｣

北｢ふふ、Aそんなにはしゃがないの～

まだ時間たくさんあるんだからゆっくり見な？｣

｢うんっ！！わたしね、くらげすきなの。

なんて言うのかな～、この独特の空気感？

なんか好きなんだよね～ …… ｣

小さい頃からみんなはペンギンが好き！とか

いやいやおーっきなサメでしょ！とか言ってたけど

わたしはいちばんくらげが好きだった

変わってるってよく言われてたけど

くらげのよさをわからない人は別に無理に

わかってもらわなくてもってね (笑)

北｢あー、わかるかも、、くらげが好きな気持ち｣

｢んえっ、ひろくんもわかる？！！このくらげの

独特の空気感！！｣

北｢いやわからなくもないけどなんかこの

ふーうんわりしてる感じすきかな (笑) ｣

このエリアにはいろんな種類のくらげがいて

おーっきなくらげもいれば小さな小さな可愛らしい

くらげもたくさんいる

｢ねえひろくん？ちょっと御手洗行ってきても

いいー？すぐそこにあるし！｣

北｢あぁ、いいよ～じゃあ俺ここで待ってるね？｣

｢んわぁ、すっごい …… ｣

ひろくんと別れて少し歩くとトイレまで続く廊下

にも小さな水槽が埋め込まれてあって

そこには綺麗な珊瑚や水草などキラキラしてて

すっごく綺麗だった

｢ふふ、ほんとこの水族館すごいなぁ ……

トイレの中も綺麗 …… ｣

なんだかトイレにすっごく見とれてたけど

ひろくん待たせてるから早く行かなきゃっ ……

｢ひろくんおまた …… せ …… ｣

ファン｢北山くんですよね …… ？｣

北｢ …… はいっ｣

ファン｢えぇ！！ほらやっぱり！！！

この子みっくんのファンなんです！！握手って

してもらえたりしますか ……？｣

北｢はい、いいですよ｣

ひろくんのファンだと見られるその女の子は

顔を真っ赤にして嬉しそうで

大きな目がうるうるしてて本当にひろくんのことが

大好きなんだなって実感した

北｢じゃあ、俺待たせてるから行くね？

これからも応援お願いします｣

さっきまで一緒にいたひろくん

だけどさっきの場面をみるとやっぱりひろくんは

わたしとは全く違う生活を送っていて

なんだかすごく遠い存在に感じた

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