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「おばあちゃーん！」
「Aよくきたねぇ、いらっしゃい」
おばあちゃんに軽く抱きつくように近づくと
“まあ、いつの間にこんなにかわいくなって”
って頭を優しく撫でてくれて、
ふわっと香る懐かしい匂いと温かいぬくもりに
心がポカっとする。
「荷物、上に置いてらっしゃい」
「はーい！」
トントンっと階段を登って２つ目のお部屋。
いつもお泊まりの時に使う部屋で、
もうベットも綺麗にされていて、おばあちゃんの気遣いにまた優しい気持ちになれる。
「おばあちゃん！
綺麗にしといてくれてありがとうね！」
「ふふ、Aが来るの楽しみだったのよ」
「わぁ〜だいすき〜」
ソファーに座っているおばあちゃんの横に座って、ギュッとくっついて一緒にテレビを見る。
この過ごし方が小さい頃から大好きだった。
「あ、そうそう、美味しいココア買っといたんだけど、飲むかい？」
「飲む〜！ありがとう〜」
“ちょっと待っててね”ってキッチンに立つおばあちゃんをソファーから眺めてみる。
小さい頃からよくこの光景を見てきたから、昔に戻った感覚になって
なんか少しふわふわっとくすぐったい。
・
“ピンポーン”
「はいはーい」
しばらくするとインターホンが鳴り響いて、それにおばあちゃんが出た途端に次はやかんの鳴る音がお家に響く。
「A悪いのぉ、
出てきてもらってもいいかい？」
「あ、うん！」
“お隣のみっちゃんだから”って。
そういえば、お隣さんに会うの初めてかも。
お隣さんに女の子なんて居たんだ〜
どんな子かな？かわいい子？
なんて呑気に鼻歌交じりにドアに向かった。
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ぽん(プロフ) - りえさん» まだ44話以降を公開していないです…！ごめんなさい（；＿；） (2019年2月10日 8時) (
レス) id: 9bf54bbd8d (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - 44話以降通知が来ても更新されていないのですが私だけでしょうか(>_<)？ (2019年2月10日 7時) (レス) id: 38bd84ff18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん | 作成日時：2019年1月8日 0時
