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深澤Side
少し力が抜けた隙をついて、めめの左腕を俺から離すと、
抵抗してこない代わりに、右手の力が強くなる。
深「えらいね。頑張れるかなぁ。」
目「やぁだ…涙」
佐「大丈夫、めめ強いもんね。できるよ。」
決して頑張るとは言えてないんだけど、
それでも抵抗しないだけ充分。
佐久間が照に麻酔のシリンジを手渡して、
そのあとめめが動かないように、腕を固定した。
岩「目黒、ごめんね、今だけちょーっと痛いからねぇ。」
照はそう言うと、傷口の周りをぐるっと消毒して、針を刺し始める。
目「っ、いた！いたい！！いたぁい！泣」
腰に回した俺の手を、目黒の右手がぎゅうっと掴む。
佐「痛いね、めめえらいなぁ、ちゃーんと動かないで頑張れてるよ〜！」
目「いたぁぁい！！っぅうぁぁ！！泣」
指の先って、痛覚が集中してるから、
その分痛みを感じやすいんだよね。
針を刺す時はもちろん、薬を入れる時も痛いし。
岩「ごめんね、もーちょっとね。」
照もそれを思っているのか、険しい顔で麻酔を刺し続ける。
それでも手は止めないし、震えてもいないんだからすごい。
目「やだぁあ！も、やだ！！いたい！！泣」
俺の胸に埋めた顔は、涙でぐしゃぐしゃで、
聞いたことのないほど大きなめめの泣き声が、医務室に響き渡った。
岩「っし、こんなもんかな。目黒、これわかる？」
目「ったい、痛い…、いたいぃ、」
岩「目黒？もっかい、これ分かる？感じる？」
目「っ、わかんない、なぁに、やだ…。」
照が指の先を尖ったものでツンツンして、ちゃんと効いてるか確認する。
もう感覚はないみたいで、ようやく一安心。
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ゆきこ(プロフ) - 気長に待ってるんで大丈夫ですよ！ (2023年4月21日 21時) (
レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨(プロフ) - ゆきこさん» おけです！順番なので時間かかると思いますが、よろしくお願いします！ (2023年4月21日 21時) (レス) id: 1fc4b15816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 全然いいですよ！胃潰瘍だから吐血ありがいいのですが…大丈夫でしょうか？ (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨(プロフ) - ゆきこさん» リクエストありがとうございます！胃カメラとかもやっちゃっていいですか？？？？ (2023年4月21日 21時) (レス) id: 1fc4b15816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - リクエストお願いします。めめが休み無しで仕事をやりリハなどもやりストレスで胃潰瘍になってしまうお話を見たいです。看病するのはいわふかでお願いします。 (2023年4月21日 21時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏梨
| 作成日時：2023年1月29日 0時
