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貴方side
それから丸1日かけて藤襲山の山頂まで登った。
私含めて、みんなもうバテバテのバテ子さんだ。
丸1日歩きっぱなしとか最終選別じゃないとしないからね…
真菰「ふあ、っ……眠い」
錆兎「帰ったらすぐに寝てしまいそうだ…」
『それな』
錆兎「それな…？？？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鬼殺隊に入隊するにあたって、という話を延々と聞かされる。
そろそろ飽きてきたな〜〜早く刀欲しいな〜〜。
てか生き残ったの10人もいないじゃん〜〜何事〜〜。
なんて思いながら、呑気に空を仰ぐ鴉を眺める。
あー、早く帰りてェ。(暇)
………
錆兎「A、寸法を測りに行くぞ」
ようやく話が終わったのか、錆兎が私の着物の裾を掴みながら言ってきた。
真菰は……鳥居？みたいなところに腰掛けている。
『てか隊服とかいらねー』
錆兎「我儘を言うな。ほら、早く行くぞ」
『めちゃ急かすじゃん』
体の寸法測るとか……ちょっと恥ずかしいね……((
列の最後尾に移動していると、近くに見慣れた顔がいることに気がついた。
耀哉「あ、A」
『あれ、耀哉じゃん。何してんの』
耀哉「おや？初日にも会ったんだけどね。
私は最終選別の担当をしているんだよ」
『あー』
たしかに漫画でもこんなシーンあったな、うん。
耀哉「それより、女の子はこっちで測るんだよ。おいで」
『あ、そーなの？おけ〜』
.
冨岡「次は…玉鋼を選ぶんだね」
『なんか抽選会みたいでワクワクすんね！！』
錆兎「さっきから何を言っているんだお前は…」
『てか真菰の分は？』
冨岡「怪我してるから、全部最後なんだって」
『なるほど』
なんて会話をしながら、玉鋼が置かれた台の前に立つ。
が、私は目の前にある物を見て、思わず首を傾げた。
『え、これが玉鋼？……全然玉じゃないじゃん。玉っていったらフツー丸いんじゃないの？こんなの男の持ってる薄汚れたゴールデンボールにも敵わねェよ』
耀哉「A、早く選んで戻っておくれ」
『え〜……じゃあもうこれでいいや』
そう言って、そこら辺にあった玉鋼を手に取る。
他のとの違いとかわかんないし、ゆーて全部同じでしょ。第一玉じゃないし。
『ねーもう帰っていい？』
耀哉「それでは次に、………」
萎えた。
.
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レイレイン - 高杉だッッ…！！！！！の所が好きです！私、中の人ネタ好きなんですよwww (2021年4月6日 20時) (
レス) id: 5a04a92c31 (このIDを非表示/違反報告)
土方雷羅(偽名) - あー！続き気になるぅ！ (2020年12月22日 17時) (レス) id: e501354a5d (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ちらちゃんさん» あ、占いツクールですか？来れたら教えてね！ (2020年12月18日 6時) (レス) id: 02e747571d (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» すみません、見たいんですけどウェブ利用制限がかかっているので、後ほどPCのほうで見たいと思います！申し訳ないです(；＿；) (2020年12月17日 22時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 以前言っていた今手をつけている設定欄書き終えました!来てみて下さい! (2020年12月17日 21時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2020年5月24日 0時
