もう一回、青春。【HQ!!】

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貴方side



時はすっ飛び早くも9年生(中3)となりました(早いなオイ)





まぁまず第一に伝えたいことは、私のコミュ力化け物でしたっていうことなんだよね。この5年間でほとんどの生徒と仲良しになっちゃってさ、友達100人とかのレベルじゃないんだよもう、大国だよ大国。







あ、あと部活は当然のようにバレー部に入ったよ。




入部して最初にお手並み拝見的な感じで歓迎試合をしたんだけど、そこでやらかしちゃったんだよね。手加減というものを考えていなかった私は見事にガチでプレーしてしまって、先輩もコーチも釘付けにしちゃったのさ☆


その後はスタメンとして順調に試合に出まくって、中等部最高学年になった今はチームのキャプテンとして頑張ってましゅ(きゅるるん)




ちなみに、パパの友達の現役選手たちとの鬼特訓は無事に終わったよ…







秋川ティーチャーは研修生から正式に教師へとなり、今現在もなぜか私とソフィアに金魚の糞の如く付き纏ってきてます。




ソフィア？ソフィアは持ち前の可愛いイケイケの顔面とスタイルを活かしてモデル活動をしてますよ。好き嫌いが多いから出るとこは出てないけど。………これ以上は命が危ういので黙ります。はい。



なぜか私にもスカウト？は来てたんだけどね、今はバレーに青春を注ぎたいので…っていうかっこいい理由で断ったＺＥ☆
向こうは諦めてないってソフィアが言ってたけど。













．



ソフィア「ねぇA〜。貴方今日も部活なのー？」


『いえーす。わしゃこう見えてキャプテンだからね、サボるわけにゃあいかんのだよ』


ソフィア「まーAがキャプテンになってからうちは強豪になったしね。私が心配なのは、貴方が期待とか妬みに押し潰されないかどうかなのよ」






ソフィアの勘はいつもよく当たる。




私が隠しているつもりでも、彼女はなぜか平然とそれ(・・)を突いてくる。



一度超能力者かと思って聞いてみたことがあるけど、私があまりに真剣な顔で聞いたからなのか本気で頭のほうを心配された。うん失礼。








『確かに期待とかはものすごいあるよ。妬みももちろん。でもそれは私の人生には付き物だってことに最近気付いたんだよね』








私の才能は死んでもなお留まることを知らなかった。



きっと、こればっかりはどう足掻いたって変えられないものなのだ。









ソフィア「死なない程度に無理するのよ」


『おうよ！』


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