花に想いを (ページ5)

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花に想いを 4 ページ5

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『今日はありがとう。楽しかった。

明日からの撮影頑張ろうね！』

ご飯会という名の親睦会が終わり今日は解散することになった。

今「可愛すぎ～！！

明日からよろしくねA。」

杉「 A、おやすみ。」

飯「今度またご飯行こうね。」

『みんなありがとう。おやすみなさい。』

5人に手を振ってその場を後にする。

今日1日濃かった。

みんなの連絡先もゲットしたし、

タメで話せるようになったし。大きな進歩だよ。

「なぁ、Aちゃん待って！」

1人街角を歩いて帰っていると、

突然聴き慣れたハスキーボイスが後ろから聴こえてくる。

『紫耀くん？』

平「 1人は危ないから」

息を切らして整えながらそういう紫耀くん。

走ってきてくれたんだ、、。

ごめんなさいの気持ちが大きくなる。。

それから他愛もない話をしながら家まで送ってくれた紫耀くん。

正直、怖かったからありがとうの気持ちでいっぱい。

『ありがとう、ごめんね。わざわざ』

平「全然！

1人で夜道はほんま危ないから気をつけなあかんで？」

『うん、次から防犯ブザー持つようにしようかな… 』

防犯ブザーって小学生みたい。

そして案の定目の前で爆笑してる彼。酷い。

平「防犯ブザーて…っ、笑

ほんまおもろいわ！じゃ、明日からよろしくな

おやすみなさい」

『おやすみなさい

送ってくれてありがとう～！』

手を振ってマンションに入る。

明日の撮影のためにも今日は早く寝よう。