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6粒 ページ6

午前の授業が終わり、私はリドルくんたちと


お昼を食べる予定_だった






「はいみぃつけた!Aちゃん行くッスよ!」




『え、なにえ?引っ張らないで!?ちょっと』





ラギー君によって阻止されたのだ

✄-------------------‐✄


「遅かったな」



「Aちゃんたら、リドルくんにベッタリで_」





辿り着いたのは大食堂で


目の前にはレオナ先輩がいる





次の瞬間、腕をひかれ首元に



レオナ先輩の息がかかり





距離が近くなったと認知するまでに



時間はそうかからなかった




『先輩、なんですか』



スンスン


私の首筋の匂いを嗅いでいるようだ




え、それって臭うってこと?




「お前、トカゲ野郎に触れられたか」


トカゲ






トカゲ???







あぁ、マレウス先輩_



『マレウス先輩はドラゴンなので

トカゲとは違いますよ???』



「Aちゃんそれはっひひっ腹痛てぇ!!!」


「あぁ?」





レオナ先輩はなぜそんなにマレウス先輩を嫌がるのか






「お前、馬鹿だろ」





『私貶されるようなことしました???』





私は喉を鳴らす先輩を無視して




キノコのリゾットを食べる




あれ、何時もより肉厚……?




『今日は先輩たちとだからか、

今日のキノコとても美味しいです』







「んなもん変わんねぇよ」


「そうっスか?材料でも変わったんじゃ?」





確かにそれもありそうだな


✄-------------------‐✄

「ねぇ、ジェイドがまたニヤニヤしてる〜」

「ええ……気味が悪いですね」

「ふふ」


✄-------------------‐✄




『なんで私はレオナ先輩の部屋にいるんです?』




「逃がさねぇよ」


『いや、逃げ(られ)ないんですけど』





放課後、部活を終えた先輩に



私は捕まってラギーくんと洗濯……ではなく、



レオナ先輩の抱き枕(二回目)


になっている。







少し横を見ればもう眠ってるし……





早すぎんか???(二回目)






【今日夕食前にボクのところに来るんだよ】





あ……






私、今日リドルくんに呼ばれて_______________




『先輩、先輩……レオナ先輩〜』




名前を呼べば腰に当てられた手を



強く引き私を先輩の腕の中に入れる








「うるせぇよ、きゃんきゃん鳴くな」






あ〜〜私、リドルくんに首はねられるやつ



いちごに嫌われちゃう

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作者名:びーにーるー瓶 | 作成日時:2020年5月22日 18時

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