2人の1日 ページ27
「あ、出来た」
どうやら出来たようです。
ちなみに今日の朝ごはんのメニューはベーコン目玉焼き、フレンチトースト、スープというふうになっています。
美味しいそうだな、僕も 欲しい っていえば良かった。
この後愛佳はてつやをお越しに行きます。
「てっちゃん起きて!!」
て「………んん……うん…」
寝ているてつやの上に馬乗りになっててつやの体を揺さぶります。
完全に狙ってますねこいつ(狙ってないです)
て「待って愛佳その体制だめ…下半身元気になっちゃう」
「キモお前マジ無理」
て「酷すぎんか……」
「早く起きて朝ご飯食べて」
まだ半寝のてつやの体を無理やり起こしてリビングへ連れていきます。
これならりょうくんの起こし方の方が優しいかもしれない。
て「うまそ、いただきまーす」
「いただきます」
そして2人で愛佳が作った朝食を食べます。
てつやが「めっちゃ美味い!」と褒めると愛佳は嬉しそうに「へへ、良かった」と笑います。
カップルやんこいつら、なんなん。
朝ごはんを食べたあと、愛佳は身支度をします。
てつやは愛佳に言われて歯を磨きます。
愛佳は洗面台で軽くメイクをしています。
愛佳がメイクなんて珍し…。
するとそこに歯磨きしていたてつやがやってきました。
て「あれ、今日メイクするん？」
「気まぐれ的な感じ」
て「しんくても変わらんやん」
「それデリカシーないよ」
て「なんで？両方可愛いってことやん」
「てっちゃんはちゃんとしてたらもっとカッコイイよ」
て「そしたら惚れてくれるん？」
「少なからず今より可能性あるかもね」
て「風呂入ってくる！」
愛佳のためなら最近は週3になってきているお風呂も余裕で入ります。
惚れた方が負けというのはてつやが1番わかりやすいですね。
て「愛佳も入るー？」
「一緒には入りません。タオルと服ここに置いとくよ」
て「オレンジのトレーナーか」
「え、なんでわかんの」
て「愛佳その服大好きやん」
「よく知ってんね」
何このバカップル。
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作者名：虚無子 | 作成日時：2019年4月18日 21時
